①耐雪2.0m ※積雪の単位荷重=30N/cm/㎡
②耐震等級3
③断熱性能 Ua値0.21W/㎡・K
※3地域における断熱等級6、HEAT20 G2、やまがた健康住宅基準レベルⅡ(☆☆)
④完成気密性能(目標値) C値0.5㎠/㎡ ※やまがた健康住宅基準
⑤1.3m高基礎(床下収納天井高1.4m)
⑥1階床下エアコン暖房・2階ホールエアコン冷房と室内循環ファンによる簡易な全館空調
⑦ダクトレス式全熱交換型第1種換気
⑧屋根一体型太陽光発電 申請出力5.0kW ※Nearly ZEH
⑦ダクトレス式全熱交換型第1種換気
夏も冬もより快適に過ごせるよう、全熱交換型第1種換気を採用しています。
通常の第3種換気の場合、各個室に給気口を設けることが一般的。
夏の熱く湿った外気、冬の冷たく乾いた外気を直接取り込むことで、暑さや湿気、寒さを感じやすいのが普通の家でした。
今回採用の第1種換気設備では、室内からの排気と室外からの給気との間で温度・湿度を交換してくれるため、快適な温湿度環境が維持しやすいメリットがあります。
第3種換気のように冷暖房した室内の空気を無駄に捨て続けて外気をそのまま取り込み続けることがないため、空調にかかる電気代を節約することも可能となります。
※ただし機器代が第3種換気に比べて高価なため、最終的に「元が取れる」かというと微妙なところ。どちらかというと快適な温湿度環境維持が主な目的となります。
セントラルのダクト式ではなく、個別のダクトレス式であるため、後年故障した時はその機器だけ交換していけばOKです。
⑧屋根一体型太陽光発電 申請出力5.0kW ※Nearly ZEH
太陽光発電を採用すべきか否かは賛否両論が続いています。
当社のお客様の中でも、雪国だし・・・と採用を見送る方が大多数です。
それでは実際どうなのかということで、モデルハウスでは太陽光発電を採用することとしました。
売電価格は現状すでにかなり低くなっていますので、今後は発電した電気の自家消費がポイント。
昨今の電気代の高騰ぶりを見ると、電気の自給自足は今後ますます重要さを増していくのが目に見えています。
また、太陽光発電を見送られた方々に理由を聞くと、
「雪国で元が取れるのか疑問・・・」
ということの他に、
「屋根に段差ができちゃって見た目がちょっと・・・」
「雨漏りが心配だし・・・」
「雪で壊れると聞くし・・・」
といったご意見がありました。
その解決策として、今回は「屋根一体型の太陽光パネル」を採用。
従来の一般的な太陽光パネルに比べて見た目が良く、雨漏りのリスクも軽減され、耐雪性能も向上したものになります。
この辺はまた改めて詳しくご紹介ができるといいな・・・と考えております。
太陽光の申請出力は5.0kW、Nearly ZEHとしてBELS申請しております。
もっとパネル枚数を増やすこともできたのですが、今回は綺麗な切妻屋根にしたかったこと、雪止めを付けたかったこともあり、この枚数・出力に落ち着いた次第です。
以上、当社で建築中のモデルハウスについて、その基本性能をご紹介しました。
ぜひ皆様の新築時にも大いに参考にしていただければと思います。