①耐雪2.0m ※積雪の単位荷重=30N/cm/㎡
②耐震等級3
③断熱性能 Ua値0.21W/㎡・K
※3地域における断熱等級6、HEAT20 G2、やまがた健康住宅基準レベルⅡ(☆☆)
④完成気密性能(目標値) C値0.5㎠/㎡ ※やまがた健康住宅基準
⑤1.3m高基礎(床下収納天井高1.4m)
⑥1階床下エアコン暖房・2階ホールエアコン冷房と室内循環ファンによる簡易な全館空調
⑦ダクトレス式全熱交換型第1種換気
⑧屋根一体型太陽光発電 申請出力5.0kW ※Nearly ZEH
③断熱性能 Ua値0.21W/㎡・K
3地域における断熱等級6、HEAT20 G2、やまがた健康住宅基準レベルⅡ(☆☆)に相当するUa値です。
それぞれ一つ上のグレード・レベルの境界はUa値0.20W/㎡・Kと、たった0.01の違いですから、ほぼ最上級と同等レベルと言っても過言ではないのではないでしょうか。
現代の住まいの中で健康・快適に暮らすには、全館どこでも暖かく・涼しい環境とする全館空調を採用するしかありません。
断熱性能を上げることで、その全館空調が現実的な光熱費で達成できるわけです。
電気料金の高騰が今後も継続していくであろうことを踏まえれば、断熱性能は新築時点からできる限り高めておくことをお勧めします。
④完成気密性能(目標値) C値0.5㎠/㎡
あくまで完成時の目標値ですが、C値0.5㎠/㎡を目指した施工を行います。
これはやまがた健康住宅基準のC値1.0㎠/㎡をクリアする基準となります。
普段の新築施工時は、完成気密でC値0.2~0.3が出ていますので、いつも通り気密に気を付けた施工をすればクリアできると考えております。
C値とは、簡単にいえば家全体で隙間が平均どれくらい空いているかの指標。
なぜ隙間を減らす必要があるかというと、主だったところでは、断熱性能を充分に発揮するためと、換気を計画的に行うための2点。
さらに、以前一部で話題になりましたが、一級建築士定期講習テキストによれば、「気密性能基準は廃止されたが、気密性能の重要性は変わらない」としたうえで、「熱交換換気の省エネルギー性への期待が高まっているが、その効果を享受するためには、C値0.5㎠/㎡程度の気密性能が必要と考えられる」としている。
こういった点を踏まえて、完成時の気密性能はC値0.5㎠/㎡を目指すこととしています。