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2023.01.06

住宅性能

朝日町モデルハウスの基本性能について②耐震等級3

①耐雪2.0m ※積雪の単位荷重=30N/cm/㎡

②耐震等級3

③断熱性能 Ua値0.21W/㎡・K

※3地域における断熱等級6、HEAT20 G2、やまがた健康住宅基準レベルⅡ(☆☆)

④完成気密性能(目標値) C値0.5㎠/㎡ ※やまがた健康住宅基準

⑤1.3m高基礎(床下収納天井高1.4m)

⑥1階床下エアコン暖房・2階ホールエアコン冷房と室内循環ファンによる簡易な全館空調

⑦ダクトレス式全熱交換型第1種換気

⑧屋根一体型太陽光発電 申請出力5.0kW ※Nearly ZEH

 

②耐震等級3

 

耐震等級3として構造計算を行っております。

 

言わずもがな、日本は地震大国です。

 

熊本県益城町周辺において、熊本地震による2回連続の震度7を受けて、耐震等級3の認定を受けている木造住宅16棟のうち、大破・倒壊・崩壊したのは0棟。

16棟すべて、無補修か軽微な補修だけで住み続けられている。

この事実だけで、耐震等級3とする理由は充分です。

 

「山形県でそんなに大きい地震は起きないのでは?」

 

 

政府の地震調査委員会は、地震の発生確率を示す「全国地震動予測地図」をほぼ毎年発表しています。

直近2020年版によれば、山形県(山形市役所近辺)において「今後30年間で震度6弱以上の地震が発生する確率は4.2%」。

 

全国的に見ればたしかに、確率の低い部類になるのは間違いありません。

表の数字を信じれば、「北海道と長崎県の次に、大地震が起こる確率が低い県」です。

 

とはいえ、熊本地震発生直前に調査(発表は発生後)された2016年版では、熊本県での発生確率は7.6%でした。※2020年版では11%に変更。

 

 

「熊本の7.6%では大地震が起こって当然。山形の4.2%では起こるわけがない」

という確固たる自信があるのであれば、耐震性を重視する必要はないかもしれません。

 

政府の見解として確率3%以上を「確率が高い」と分類していることに鑑みれば、「山形だって熊本とそんなに変わらない確率で大地震が発生しうる」という考えに至るのがごく自然ではないでしょうか。

 

参照 津波への対策、想定外の地震①

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