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2025.07.01

コラム

ZEHお金の話省エネ省エネ性能表示制度補助金

ZEH基準とは? 家づくりで賢く活用する方法を紹介

ZEH基準は、これからの家づくりにおいてますます重要となる考え方です。
今回は、ZEH基準についての仕組みやメリット・デメリット、補助金制度まで、分かりやすく解説します。
家づくりを始める前に、ぜひ知っておきたい知識です。
最適な住まい選びの参考になれば幸いです。

ZEH基準とは何か

ZEH基準の定義

ZEH(ゼッチ)とは「net Zero Energy House」の略で、年間の一次エネルギー消費量がゼロ、もしくはゼロ以下になる住宅のことです。
これは、高断熱・省エネ化による消費エネルギーの削減と、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる創出エネルギーの増加を両立することで実現します。
つまり、「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの要素がZEHの要となるのです。

4つの具体的な基準

ZEH基準を満たすには、4つの具体的な基準をクリアする必要があります。

・地域区分に応じた強化外皮基準(UA値)を満たすこと
UA値は、建物の熱の逃げやすさを示す指標で、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。

・基準一次エネルギー消費量から20%以上の削減
これは、高断熱化と省エネ設備の導入による消費エネルギー量の削減目標です。

・再生可能エネルギーの導入
太陽光発電システムなどが一般的です。

・基準一次エネルギー消費量から100%以上の削減(再生可能エネルギー導入分を含む)
最終的に、年間のエネルギー収支がゼロ以下になることを目指します。

※地域区分については国土交通省から発表されているので、以下の資料などを参考にできます。
山形県内においては、地域区分5の酒田市以外は地域区分3または4となっております。
▼地域区分表の資料

省エネ基準との違い

2025年度から義務化された省エネ基準(断熱等級4)は、ZEH基準よりも緩やかな省エネ性能基準です。
ZEH基準は省エネ基準を上回る断熱性能と省エネ性能が求められます。
とはいえ、ZEH基準の家であれば断熱性能が充分というわけではまったくありません。
ZEH基準の断熱等級5は、2030年度からは義務化されることが予定されています。
つまりは2030年度からは最低基準でしかないのです。
5年で陳腐化してしまう家づくりをしても仕方がないので、今後の家づくりでは断熱等級6以上を目指すことを推奨しています。

ZEH基準と家づくり

ZEH基準導入のメリット

ZEH基準の家にはメリットがあります。
まず、義務化された省エネ基準に比べれば光熱費の削減が期待できます。
快適な室温を保ちやすいので、冷暖房の運転時間が短縮されるからです。

さらに、太陽光発電による売電収入も見込めます。
環境への負荷も低減でき、地球にも優しい家づくりと言えるでしょう。
また、災害時の停電時にも蓄電池を活用できるため、安心感も高まります。

補助金制度の活用

ZEH基準の家づくりには、国や地方自治体による補助金制度が活用できることもあります。
補助金の金額や申請条件は、年度や地域によって異なるため、事前に確認が必要です。
補助金制度を賢く利用することで、ZEH基準の家づくりにかかる費用負担を軽減できます。

当社では補助金申請なども対応しておりますので、補助金について気になる方や利用を検討されている方は、お気軽にご相談いただければと思います。
とはいえ、ZEH基準の断熱性能はすでに時代遅れになりつつあるため、ZEH基準を満たすだけで得られる補助金はほとんどなくなってきています。
2025年度からは、GX志向型住宅に対しての160万円の補助金を狙っていくのが良いでしょう。
GX志向型住宅は、再エネ設備が必要なのはZEH住宅と同じですが、断熱性能は等級6以上とすることが必要です。
難易度は高いですが、それに見合う省エネ効果が得られるうえに160万円もの補助金が得られるのですから、やらない手はありません。

ZEH基準対応住宅の選び方

ZEH基準対応住宅を建てる際には、建築会社との綿密な打ち合わせが不可欠です。
ZEH基準を満たすための具体的な方法や、コスト、デザイン、間取りなどの希望をしっかりと伝えましょう。
ZEHビルダーの活用も検討しましょう。
ZEHビルダーとなどんなものなのか気になる方は、過去ブログでご紹介させていただいたので、こちらも確認してみてくださいね。

<参考ブログ記事>
・白田工務店はZEHビルダーです!

まとめ

ZEH基準は、高断熱・省エネ・創エネを組み合わせ、年間のエネルギー収支をゼロ以下にすることを目指した住宅基準です。
省エネ基準よりも厳しい基準ですが、光熱費削減や環境保全、災害時の安心など、多くのメリットがあります。
補助金制度の活用や長期的な経済効果を考慮すれば、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

家づくりにおいて、ZEH基準は重要な検討事項の一つです。
とはいえ、ZEHだからもらえる補助金というのも減ってきています。
これからは、さらに上のGX志向型住宅を採用していくことが重要です。
快適でお財布にも優しい未来の住まいを実現しましょう!

山形で注文住宅を建てるなら白田工務店へお任せください!

白田工務店では「基本性能重視」の家づくりを大切にし、安全・安心、長持ち、健康・快適・省エネの3つの視点から、お客様に価値のある住まいをご提案しています。
耐久性や耐震性が高く、高気密・高断熱で省エネにも優れ、夏の暑さや冬の寒さが厳しい山形でも快適に暮らせる家づくりをお手伝いします。
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