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2026.01.26

コラム

デザイン内装注文住宅

注文住宅の壁紙選び! 機能性と選ぶコツをご紹介

新しいお家のデザインには、細部までこだわり抜きたいもの。
特に、毎日目にする壁紙選びは、住み心地を大きく左右する重要な要素と言えるでしょう。
しかし、種類やデザインが豊富すぎて、何を選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、注文住宅の壁紙選びで失敗しないための具体的なコツをご紹介します。

注文住宅の壁紙選びで失敗しないコツ

壁紙の種類と特徴を理解する

注文住宅の壁紙には、様々な種類があります。
それぞれに特徴があるので、用途や好みに合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

・ビニールクロス
コストパフォーマンスに優れ、デザインも豊富です。
水拭きできるものや、消臭・抗菌機能を備えたものなど、機能性も充実しています。
凹凸感などテクスチャーの表現が多種多様にあるので、色んなお部屋の雰囲気に対応可能です。

・織物クロス
天然素材の温かみと高級感があります。
レーヨンや麻など、素材によって風合いが異なり、落ち着いた雰囲気を演出したい場合におすすめです。
壁紙としての歴史も古く、重厚感のあるお部屋にぴったりです。
しかし、防火性のある商品は限られていることと、汚れの落ちにくさなどから、キッチンなどでの使用は控えた方が良いでしょう。

・紙クロス
自然な風合いが魅力です。
和紙や麻など、素材のバリエーションも豊富です。
ただ、ビニールクロスよりも薄いため、透けやすい素材でもあります。
また、撥水性が弱く水拭きできない商品もあるので、選ぶ際は気をつけましょう! 紙クロスの施工が得意な業者に依頼するのをおすすめします。

・無機質系クロス
石や土など不燃性の素材を使用しており、防火性に優れています。
独特の風合いがあり、個性的な空間づくりに適しています。
自然素材のため、ビニールクロスよりも価格が高い傾向にありますが、素材感や機能性を重視する方にはおすすめです。

注文住宅の壁紙選びでは、素材ごとの単価の違いも押さえておきましょう。
一般的にビニールクロスは1㎡あたり1,500円程度と安価ですが、自然素材の織物クロスや無機質系クロスは2,000円〜5,000円ほどになる場合もあります。
予算配分を考える際は、LDKなど長時間過ごす場所にはこだわり素材を、収納内部など目立たない場所には量産品を採用するなど、メリハリをつけると満足度が高まります。

理想の空間をイメージする

まず、それぞれの部屋でどのような雰囲気にしたいかを具体的にイメージしましょう。
リラックスしたい寝室には落ち着いた色合いの壁紙を、明るく活気のあるリビングには明るい色合いの壁紙を選ぶなど、部屋の用途に合わせて壁紙を選ぶことが重要です。
インテリア雑誌やウェブサイトなどを参考に、理想の空間を具体的にイメージすることで、壁紙選びがスムーズに進みます。
また、家族で話し合い、全員が納得できるデザインを選ぶことも大切です。

具体的には、家族が集まるリビングにはオフホワイトやアイボリーなど明るく膨張色となる壁紙を選ぶと、実際の畳数以上に広く感じられます。
逆に寝室や書斎は、ダークグレーやネイビーなど収縮色を取り入れることで、落ち着きのある「こもり感」を演出できます。
写真だけでは質感まで分からないため、気になる品番は必ず実物サンプルを取り寄せ、朝・昼・夜それぞれの光で確認することをおすすめします。

色の組み合わせ方を学ぶ

壁紙の色選びは、部屋全体の印象を大きく左右します。
ベースカラー、アクセントカラー、そして他の素材との調和を考慮しましょう。
ベースカラーは、部屋の面積の約70%を占める色で、全体の雰囲気を決める重要な役割を果たします。
白やベージュなどの淡い色は、空間を広く見せる効果があります。
アクセントカラーは、ベースカラーとは異なる色を、全体の約25%の面積に使うことで、空間のアクセントになります。
濃い色や柄物を使う場合は、面積を小さく抑え、全体のバランスを考えて使いましょう。
残りの約5%は、より具体的なアクセントとして使用できます。
例えば、クッションや絵画の色と合わせるのも良いでしょう。

この配分黄金比「70:25:5」を注文住宅の壁紙選びに当てはめると、ベースの壁紙は飽きのこない白系、アクセントクロスは建具や床色とリンクさせたカラー、小物はクッションなどで差し色を入れるのが王道です。
失敗例として多いのが、アクセントクロスを多用しすぎて部屋が狭く見えてしまうケースです。
あくまで「壁一面だけ」あるいは「ニッチの中だけ」など、視線が抜けるポイントに絞って取り入れるのが上級者のテクニックです。

照明との調和

照明色と壁紙の色はセットで考えた方が良いでしょう。
例えば、電球色の照明はオレンジがかっているので、壁紙の色合いも変わってしまいます。
特に、寒色系やグレー調の壁紙は赤っぽい色の照明に照らされると色がくすんで見えてしまいます。
ですので、壁紙本来の色味を1日中楽しみたい方は温白色や昼白色の照明と組み合わせると良いでしょう。

照明の色温度は「ケルビン(K)」という数値で表され、数値が低いほど赤みが強く、高いほど青白くなります。
例えば、人気のグレー壁紙は、電球色(約3000K)の下では茶色っぽく見え、昼光色(約6500K)の下では青みが強調されてクールに見えます。
注文住宅の壁紙選びで失敗しないためには、ショールームで実際に採用予定の照明色と同じ環境下でサンプルを確認するか、建築現場で照明を仮当てして色味の変化をチェックしましょう。


別のブログ記事で、照明と壁紙の色の関係性について書いているものがありますので、気になる方はこちらも合わせてご確認ください!

<関連記事>
照明色と壁色の選び方! 色温度で変わるお部屋の雰囲気
https://shiratakomuten.com/ie_blog/%e7%85%a7%e6%98%8e%e8%89%b2%e3%81%a8%e5%a3%81%e8%89%b2%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9%ef%bc%81-%e8%89%b2%e6%b8%a9%e5%ba%a6%e3%81%a7%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8b%e3%81%8a%e9%83%a8%e5%b1%8b%e3%81%ae/

機能性と予算を考慮する

デザインだけでなく、機能性も重要なポイントです。
小さなお子さんやペットがいる家庭では、汚れが落ちやすく、耐久性のある壁紙を選ぶことが重要です。
キッチンや浴室などの水回りには、防水性や防カビ性に優れた壁紙を選びましょう。
また、予算に合わせて、適切な価格帯の壁紙を選ぶことも大切です。
高機能な壁紙は価格が高くなる傾向があるので、予算と機能性のバランスを考慮して選びましょう。

機能性壁紙には、ひっかき傷に強い「表面強化」、湿気を調整する「吸放湿」、ウイルスを低減する「抗ウイルス」など多岐にわたります。
例えば、ペットを飼っているご家庭なら、一般のクロスの約10倍の強度を持つスーパー耐久性クロスを腰壁部分に採用するのも一手です。
予算に関しては、機能性クロスは標準クロスより1㎡あたり数百円アップ程度で済むことも多いため、後々の補修費用を考えると、初期投資として機能性を重視する方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

注文住宅用壁紙の機能性と選び方

耐久性とメンテナンス性

長期間にわたって美しい状態を保つためには、耐久性とメンテナンス性を考慮することが大切です。
頻繁に人が通る廊下などは、傷つきにくい素材を選びましょう。
また、汚れが付きやすい場所には、拭き取りやすい素材を選ぶとお手入れが簡単になります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、汚れが落ちやすい素材を選ぶことがおすすめです。

壁紙の張り替えサイクルは一般的に10年〜15年と言われていますが、継ぎ目が目立ってきたり、汚れが落ちなくなったりしたら交換のサインです。
特に注文住宅では、新築直後の木材の収縮により、入隅(壁の角)のコーキングが切れやすい傾向があります。
メンテナンス性を重視するなら、厚みがありリフォーム推奨品マークがついている壁紙を選ぶと、下地の凹凸を拾いにくく、長期間きれいな仕上がりを維持しやすくなります。

安全性と健康への配慮

小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全性の高い壁紙を選ぶことが重要です。
ホルムアルデヒドなどの有害物質を放出しない、F☆☆☆☆規格の壁紙であれば良いでしょう。
また、アレルギー体質の方には、抗菌・防カビ効果のある壁紙が適しています。

価格と予算のバランス

壁紙の価格は、素材や機能によって大きく異なります。
また、施工の内容によっても価格に差が出ます。
予算に合わせて、適切な価格帯の壁紙を選ぶことが大切です。
高機能な壁紙や専門性の高い施工は価格が高くなる傾向があるため、優先順位を付け、予算と機能性のバランスを検討しましょう。

壁紙のグレードは大きく「量産品(スタンダード)」と「1000番台(ハイグレード)」に分かれます。
量産品は1㎡あたり1,500円前後〜、1000番台は2,000円前後〜が相場ですが、デザインや機能の選択肢は1000番台が圧倒的に豊富です。
予算オーバーを防ぐには、家全体のベースは量産品の白クロスで統一し、トイレや洗面所、主寝室の一面だけハイグレード品を使うなど、場所によってグレードを使い分けるのが注文住宅の壁紙選びの定石です。

デザインと全体の調和

壁紙のデザインは、部屋全体の雰囲気を大きく左右します。
家具や床材の色、照明との調和を考慮して、全体のバランスを考えて選びましょう。
アクセントクロスとして、一部の壁面に異なるデザインや色の壁紙を使用するのも効果的です。
ただし、アクセントクロスは全体のバランスを崩さないように、面積や色柄を慎重に選びましょう。

色の面積効果にも注意が必要です。
小さなサンプルで見た色よりも、壁一面に貼った色は「明るい色はより明るく、暗い色はより暗く」感じる特性があります。
そのため、淡い色を選ぶ際は「イメージよりワントーン暗め」を、濃い色を選ぶ際は「ワントーン明るめ」を選ぶと、仕上がりのギャップが少なくなります。
また、天井の壁紙を壁よりも少し明るい色にすると天井が高く見え、逆に暗い色にすると落ち着いた空間になるなど、視覚効果をうまく利用して空間を演出しましょう。

まとめ

今回は、注文住宅の壁紙選びで失敗しないための具体的なコツを紹介しました。
部屋の用途や雰囲気、機能性、予算などを考慮し、全体的なバランスを考えて壁紙を選ぶことが大切です。
様々な種類の壁紙があるので、サンプルを取り寄せ、実際に見て触れて確かめることがおすすめです。
家族で話し合い、納得のいく壁紙を選び、理想の住空間を実現しましょう。
後悔のない壁紙選びで、快適な暮らしを送りましょう。
そして、素敵なマイホームライフを送りましょう。

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