新築を計画中の方にとって、シロアリ被害は大きな不安材料の一つでしょう。
実は、シロアリ予防と基礎工事には密接な関係があります。
適切な工事を施すことで、長年にわたる安心と快適な暮らしを守ることができるのです。
今回は、シロアリ予防と基礎工事の関係を、具体的な事例を交えながらご紹介します。
シロアリ予防と基礎工事
シロアリの生態と被害
シロアリは、木材を栄養源とする昆虫で、一度侵入されると、建物の構造材を食い荒らし、甚大な被害をもたらします。
被害は目に見えない部分で進行することも多く、気づいた時には深刻な状態になっているケースも少なくありません。
特に、湿気が多く、風通しの悪い床下はシロアリにとって格好の住処となります。
イエシロアリは特に加害力が強く、短期間で建物を深刻な状態に陥れる可能性も。
山形県などの東北エリアでは被害が比較的軽い(といってもまったく侮れない)ヤマトシロアリの方が多い状況です。
ですが温暖化の影響により、イエシロアリの生息範囲が北上しているという報告もあり、十数年後には山形県でも猛威を振るう時代が来るかもしれません。
いずれにせよ、山形県内でもヤマトシロアリへの対策は必須であることを肝に銘じましょう。

基礎工事の種類と役割
基礎工事には、ベタ基礎、一体打ち工法などさまざまな種類があります。
ベタ基礎は、コンクリートで床下全体を覆う工法で、シロアリの侵入を物理的に防ぐ効果があります。
しかし、コンクリートの継ぎ目部分はシロアリの侵入経路になりうるため、一体打ち工法のように継ぎ目を極力少なくする工法がより効果的です。
基礎工事は、建物の土台を築き、シロアリ対策だけでなく、建物の安定性や耐久性にも大きく影響します。
シロアリ予防の工程とポイント
シロアリ予防工事は、基礎工事後の土台据え付け工事時に実施するのが一般的です。
具体的には、土台部分への薬剤散布、防蟻処理材の使用などが行われます。
薬剤の種類や施工方法は、建物の構造やシロアリの種類によって異なります。
また、玄関や配管などのシロアリの侵入経路になりやすい箇所への対策も重要です。
信頼できる会社への依頼
シロアリ予防工事は、専門的な知識と技術が必要なため、信頼できる会社に依頼することが非常に重要です。
会社選びの際には、実績や経験、使用する薬剤の安全性、施工内容の説明の明確さなどを確認しましょう。

まとめ
基礎工事後とシロアリ予防の密接な関係は、新築住宅をシロアリ被害から守る上で非常に重要です。
ベタ基礎や一体打ち工法といった基礎工事の種類、シロアリの生態や侵入経路への理解を深め、適切な時期に信頼できる会社に工事を依頼することが大切です。
定期的な点検も忘れずに行い、万が一の事態に備えることも重要です。
専門会社への相談も積極的に行い、安心して暮らせる家づくりを目指しましょう。
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