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2025.02.16

コラム

木材構造材注文住宅

木造と鉄骨の住宅構造の違いを徹底比較! 最適な選択とは?

家を建てる際、構造材選びは非常に重要な決断です。
一般的な工務店では木造しか選択肢がありませんが、大手ハウスメーカーでは鉄骨造のシリーズなどもあります。
木造と鉄骨造、どちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
それぞれにメリット・デメリットがあり、最適な選択はライフスタイルや予算、土地条件などによって異なります。
今回は、木造住宅と鉄骨住宅の特徴を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

木造住宅と鉄骨住宅の特徴を比較

木造住宅の特徴とメリット

木造住宅は、古くから日本で親しまれてきた住宅構造です。
主な構造材に木材を使用するため、大きなメリットとしては、まず軽量であることが挙げられます。
軽量であることで、地震時の揺れによる水平力が小さくなり、耐震性に優れる傾向があります。
さらに、木材は再生可能な資源であり、環境への負荷が少ない点も大きな魅力です。
それに、鉄の値段は高い傾向にありますので、費用面でも木造の方が安く家を建てられます。

木造住宅のデメリット

木造住宅のデメリットとしては、材料の品質や施工技術によって性能にばらつきが出やすい点が挙げられます。
木材は天然素材のため、一本一本強度や性質が異なります。
ですので、素材選定にはプロの目利きが必要になります。
また、木材の調達には計画性が必要で、特に需要が高まっている時期には、材料の入手が困難になったり、価格が高騰したりする可能性があります。
さらに、木材は腐朽やシロアリ被害、カビなどの生物劣化リスクがあり、適切な施工が欠かせません。

鉄骨住宅の特徴とメリット

鉄骨住宅は、柱や梁などの主要構造部材に鉄骨を使用する住宅です。
鉄骨は木材に比べて強度が高く、弱点である水(雨漏りなど)さえしっかり対策できれば、木材よりもはるかに長持ちする素材であるというメリットがあります。
水さえ気を付ければ、生物劣化リスクはほぼありません。
さらに、鉄骨造は火災保険料が木造に比べて安くなる傾向があります。

鉄骨住宅のデメリット

鉄骨住宅のデメリットとしては、コストが高くなる点が挙げられます。
鉄骨自体の価格や、プレハブ工法に必要な工場設備などの費用が、木造に比べて高くなるためです。
また、設計の自由度が低く、複雑な形状の建物には向かない場合があります。

木造と鉄骨の違い

耐震性に関しては、木造と鉄骨造、どちらも適切な設計と施工がなされれば高い耐震性能を確保できます。
木造は軽量であるため地震による揺れの大きさを抑えるメリットがあり、鉄骨は高い強度で揺れに抵抗できるメリットがあります。

コスト面では、一般的に木造の方が鉄骨造よりも建築費用が抑えられる傾向があります。
ただし、これは建物の規模や仕様、地盤条件などによって大きく変動します。
ただし、新築時のコストだけでなく、どれだけ長く利用できるか、という観点も織り交ぜると、鉄骨造は鉄骨造で木造に勝る点もあるでしょう。

木造と鉄骨造の選び方のポイント

ライフスタイルに合わせた選択

家族構成や生活スタイルを考慮しましょう。
例えば、大勢で集まる機会が多い場合は、広々とした空間が確保しやすい鉄骨造を選ぶ手もあるかもしれません。
一方、通常の家族構成でそれほど大空間は必要ない場合は、木造が好ましいでしょう。
ただどちらも一概には言えないことに注意が必要です。

予算と土地条件の確認

予算は、構造材の選択に大きく影響します。
鉄骨造は初期費用が高くなる傾向があるため、よほど予算に余裕があるという場合を除けば木造が現実的です。
それに、特殊な場合を除いて、一般的な2〜3階建ての住宅であれば木造でも十分高性能な家づくりが可能ですので、一般住宅においては木造の方が総合的にメリットが高いと言えます。

また、構造材の選択は土地の条件も考慮しなければなりません。
地盤が弱い場合は、軽量な木造が適している場合があります。
鉄骨造が適しているのは、都心部や住宅密集地、防火地域などの土地条件があったり、狭小地に3階以上の住宅を建てたい場合、などがあります。
しかし、近年では木造建築物の耐火性能や耐震性能も向上しており、耐火建築物にするために必ずしも鉄骨構造にしなければいけないという事はありません。
ですので、予算を重点に置いて構造の種類を検討すると良いでしょう。

将来的なメンテナンスの考慮

木造は定期的な点検やメンテナンスが必要ですが、適切な対応をすることで長寿命な家を実現できます。
鉄骨造も、特に水濡れへの厳重な注意、サビや腐食への対策が必要になります。
構造材を選ぶときは、それぞれのメンテナンスコストも考慮し、長期的な視点で判断することが重要です。

まとめ

木造と鉄骨造、どちらの住宅構造を選ぶかは、さまざまな要素を総合的に判断する必要があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ライフスタイル、予算、土地条件、将来的なメンテナンスなどを考慮して、最適な選択を行いましょう。
耐震性やコスト、環境への配慮、メンテナンス性といった点について、ご自身の状況に合った構造材を選ぶことが大切です。
最終的には、ご自身が安心して暮らせる家を選択することが重要です。

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