玄関土間の床材選びに迷っていませんか?
家の顔ともいえる玄関は、第一印象を大きく左右する重要な空間です。
その玄関の土間は、毎日使う場所だからこそ、素材選びは慎重に行いたいものです。
耐久性、デザイン性、メンテナンス性など、様々な要素を考慮し、最適な素材を選び取る必要があります。
今回は、玄関土間の床材の種類をいくつかご紹介し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することで、玄関土間の床材選びをサポートします。
玄関土間の床材種類一覧
タイルの魅力と注意点
タイルは、耐久性が高く、水拭きも可能なため、メンテナンスが容易です。
デザインのバリエーションも豊富で、和洋問わず様々な住宅スタイルに合わせることができます。
磁器タイルやテラコッタタイルなど、種類も様々です。
ただし、価格はやや高めであり、目地に汚れが溜まりやすいという点には注意が必要です。
テラコッタタイルは吸水性が高いため、シミになりやすいので、テラコッタ調タイルを選ぶのも良いでしょう。
コンクリート土間のメリット・デメリット
コンクリートは、セメント、砂、砂利を混ぜて作る素材で、無機質な質感とクールな印象が特徴です。
価格が比較的安価で、強度も高く、床暖房との相性も良い点がメリットです。
しかし、乾燥によるひび割れや、防塵塗料を塗布しないと汚れがシミになる可能性があります。
ひび割れは風合いとして楽しむこともできますが、気になる場合は補修が必要です。
モルタルの特徴とデザイン性
モルタルは、セメントと砂、水を混ぜ合わせた素材で、コンクリートよりも滑らかな仕上がりになります。
「金鏝仕上げ」や「洗い出し」など、仕上げ方法によって表情が変わるのも魅力です。
価格もコンクリートと同様に比較的安価ですが、コンクリートと同様に乾燥によるひび割れや、シミになりやすいという点に注意が必要です。
天然石の高級感と現実的な課題
天然石は、御影石や大理石など、高級感のある素材です。
耐久性が高く、独特の風合いと模様が魅力ですが、価格が高く、メンテナンスにも手間がかかります。
吸水性や酸への耐性など、種類によって特性が異なるため、選び方には注意が必要です。
滑りやすい可能性もあるので、滑り止め加工が施されているか確認しましょう。
その他素材
フロアタイルは、塩化ビニル製のタイル状の床材で、価格が安価でデザインのバリエーションが豊富です。
DIYでも施工しやすいのが特徴ですが、耐熱性が低く、経年劣化によって浮きが生じる可能性があります。
水に強い素材ですが、継ぎ目からの浸水には注意が必要です。

玄関土間種類別メリット・デメリット
耐久性比較
耐久性が高い順に並べると、天然石>タイル>コンクリート>モルタル>フロアタイルとなります。
天然石は非常に硬く、傷つきにくいですが、衝撃で割れる可能性もあります。
タイルも耐久性が高いですが、重量物を落とした場合、割れる可能性があります。
コンクリートとモルタルは比較的耐久性がありますが、ひび割れに注意が必要です。
フロアタイルは比較的柔らかく、傷つきやすいです。
メンテナンス性比較
メンテナンスの容易さでは、タイルとコンクリートが優れています。
どちらも水拭きが可能で、汚れも落としやすいです。
モルタルは、汚れがシミになりやすいので、こまめな清掃が必要です。
天然石は種類によってメンテナンス方法が異なるため、事前に確認が必要です。
フロアタイルは、比較的メンテナンスが容易ですが、浮きやカビに注意が必要です。
デザイン性比較
デザイン性の豊富さでは、タイルとフロアタイルが優れています。
タイルは、色や柄、形、サイズなど、様々なバリエーションがあります。
フロアタイルも、木目調や石目調など、様々なデザインがあります。
天然石は、自然の模様が魅力ですが、バリエーションは限られています。
コンクリートとモルタルは、無機質なデザインが特徴です。
価格比較
価格の安価な順に並べると、フロアタイル<モルタル・コンクリート<タイル<天然石となります。
フロアタイルは、最も安価な選択肢です。
モルタルとコンクリートは、比較的安価で、タイルはそれより高価です。
天然石は、最も高価な選択肢です。

玄関土間素材選びのポイント
予算
予算に合わせて素材を選ぶことが重要です。
安価な素材から高価な素材まで幅広く存在するため、事前に予算を決め、それに合った素材を選択しましょう。
デザイン
玄関全体のデザインや、家の外観、内装との調和を考慮して素材を選びましょう。
素材の色や質感、模様などが、玄関全体の印象を大きく左右します。
機能性安全性
安全性と機能性を考慮しましょう。
滑りにくい素材を選ぶこと、汚れが付きにくく掃除しやすい素材を選ぶこと、耐久性が高い素材を選ぶことなどが重要です。
小さなお子さんや高齢の方がいる家庭では、特に滑り止め加工が施された素材を選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回は、玄関土間の床材の種類、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントについて解説しました。
タイル、コンクリート、モルタル、天然石、フロアタイルなど、様々な素材があり、それぞれに特徴があります。
予算、デザイン、機能性、メンテナンス性などを考慮し、ライフスタイルに合った最適な素材を選び、快適で美しい玄関を実現しましょう。
素材選びに迷った際は、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
様々な素材のサンプルを見比べ、実際に触れてみることで、より具体的なイメージを持つことができるはずです。
後悔のない素材選びを行い、理想の玄関土間を実現してください。
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