注文住宅を建てる際、毎年の固定資産税が気になるという方もいらっしゃるようです。
たしかに、間取りや設備仕様によって税額が多少変わるので、事前に対策を講じた方がいいかな?という方がいらっしゃるのも分かります。
しかし、「こうすると固定資産税が高くなるからやめておこう」なんていうナンセンスな家づくりをするのはやめておきましょう。
そんなに固定資産税が気になるのであれば、家なんて建てずに賃貸に住めばいいだけの話です。
固定資産税を気にしたがために、本当はこうしたかったのに実現できなかった…なんて家づくりでは、何のために家を建てるのか分かったもんじゃありません。
一方で、単純な興味関心からどうやったら固定資産税が安くなるのか知りたい、という方がいらっしゃるのも分かります。
そこで今回は、どうやったら固定資産税が軽減できるのか参考までにご紹介します。
固定資産税を安くするためのポイント
シンプルな間取りで税額軽減
複雑な間取りは施工面積が増え、固定資産税が高くなる傾向があります。
シンプルな四角形を基本とした間取りにすることで、面積を抑え、税額軽減につながります。
部屋数を増やさず、例えばL D Kなどのように1つの部屋にまとめることで家全体の面積を小さくできます。
無駄な廊下やデッドスペースをなくす工夫も重要です。
無駄なスペースをなくす工夫
廊下や収納スペースは、面積に大きく影響します。
廊下は必要最小限に抑え、収納は壁面を利用した造り付けにするなど、工夫することで無駄なスペースを削減できます。
また、階段も面積を圧迫するため、配置や形状にも注意が必要です。
部屋の形状を正方形・長方形に近づける
部屋の形が複雑だと、施工面積が増加し、固定資産税が高くなります。
できるだけ正方形や長方形に近い形状にすることで、面積効率を高め、税額を抑えることができます。
水回りの配置を工夫する
キッチン、浴室、洗面所などの水回りは、まとめて配置することで配管工事を効率化できます。
配管工事が簡素化されると、建築コストが下がり、結果的に固定資産税の評価額も低くなる可能性があります。

固定資産税軽減のための間取り設計とその他対策
高価な建材・設備は計画的に選択する
高価な建材や設備は、固定資産税の評価額を高める要因となりえます。
本当に必要なものだけを選択し、それ以外の部分はコストを抑えたものにするなどで評価額を抑えられる可能性があります。
屋根形状をシンプルに保つ
屋根形状も固定資産税に影響します。
複雑な形状の屋根は、施工面積が増加し、施工費や資材費だけでなく税額も高くなる可能性があります。
シンプルな形状の屋根を選ぶことで、税額を抑えることができます。
固定資産税の計算方法と軽減措置の概要
固定資産税は、土地と建物の評価額に税率を掛けて計算されます。
土地は、地価公示価格などを参考に評価額が決定されます。
建物は、再建築価格を基に、経年劣化などを考慮して評価額が算出されます。
新築住宅には、一定期間の税額軽減措置が適用される場合があります。
具体的には、新築住宅の場合3年間、長期優良住宅の場合5年間、固定資産税が半額になります。
自治体によっては、さらに独自の軽減措置が設けられている場合もありますので、事前に確認しましょう。
家屋調査への積極的な対応
家屋調査では、担当者からの質問に正確に回答することが重要です。
誤った情報によって評価額が過大に算出される可能性があるため、積極的に協力しましょう。

まとめ
固定資産税を安くするには、シンプルな間取り、無駄のない空間設計、正方形・長方形に近い部屋の形状、効率的な水回りの配置などが有効です。
また、高価な建材・設備は計画的に選択し、屋根形状もシンプルにすることで税額軽減につながります。
新築住宅の軽減措置や、家屋調査への積極的な対応も忘れずに行いましょう。
とはいえ大前提として、固定資産税を安くするための家づくりはナンセンスなので行わないことです。
自分の理想・好みと予算とのバランスでの家づくりが優先されるべきであり、固定資産税を安くするために家を建てるわけではないことを思い返しましょう。
まずは「自分が住みたい家」を念頭に置いて、楽しんで家づくりの計画を進めることをおすすめします!
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