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2025.08.14

コラム

山形の暮らし注文住宅無垢材

注文住宅で無垢材を取り入れるすすめ|自然のぬくもりと健康的な暮らし

無垢材×注文住宅の魅力とは

家づくりにおいて「素材選び」は、住み心地や健康、さらには家の寿命にも大きな影響を与えます。その中でも今改めて注目したいのが「無垢材(むくざい)」です。
無垢材とは、樹木から切り出したままの自然な木材のこと。接着剤で貼り合わせた集成材等とは異なり、木本来の風合いや香りを活かすことができます。自然素材ならではの温かみや肌ざわりは、心地よい空間づくりに欠かせません。
特に注文住宅は間取りや素材の自由度が高いため、無垢材の個性を最大限に活かすことができます。床、壁、天井、造作家具など、どの部分にどの木を使うかをじっくり考えるのも、家づくりの楽しみのひとつです。

白田工務店の実例紹介:CoRoDo.の無垢材活用

山形県朝日町を拠点に自然素材を活かした家づくりをしている白田工務店では、高性能注文住宅「CoRoDo.(コロド)」を展開しています。
CoRoDo.を建築される皆様には、自然素材を積極的に使用することをお勧めさせていただいております。

外壁と床材:無塗装の杉板

杉板は古来から日本建築で使用されてきた汎用性の高い材料です。古い神社仏閣を見て分かるように、乾燥状態をキープできた時の耐久性の高さが特徴のひとつです。
外壁に使用すれば、時間とともにグレーがかった風格ある外観へと変化。これが「経年美化」とも呼ばれる、無垢材ならではの楽しみの一つです。塗装に頼らず、木そのものの表情が建物の個性となります。
床材として使用されることもあり、柔らかな手触りや風合いが心地良い空間を作り出してくれます。
弊社では、山形県産の中でも地元のブランド杉でもある「西山杉」を使用した施工事例もございます。ぜひ、山形県でお家を建てる際は、県産材の使用を検討していただければと思います。

床材:鬼胡桃(オニグルミ)

写真の事例では、山形県産の鬼胡桃(オニグルミ)の無垢材を採用。鬼胡桃は広葉樹なので杉よりも堅い素材です。重厚な木目が特徴で、空間に落ち着きと深みを与えます。硬さがあるため、リビングやダイニングなど、使用頻度の高い場所でも傷がつきにくく変形も少ないため安心です。

無垢材の種類と用途の例

無垢材には様々な種類があり、木材それぞれに適した使い道があります。
以下に代表的な木材と、その活用場所の例を紹介します。

木材配置の工夫

注文住宅では、単に「無垢材を使う」だけでなく、「どこにどの材を使うか」が重要です。以下のような配置が効果的です。

リビング・ダイニング:温かみを感じやすい桧。重厚感を出したいなら胡桃やオーク等。
キッチン・洗面所:水気が多い場所には耐湿性の高い桧等。
寝室・子ども部屋:肌触りが柔らかい桧や杉でリラックスできる空間に。
玄関框・階段:耐摩耗性を重視してオーク等。美しさと丈夫さを両立。
天井・壁パネリング:視覚的に温もりを演出できる杉や桧など。

無垢材を使うメリットまとめ

無垢材は単なる建材ではなく、暮らしの質を高めてくれる自然素材です。
注文住宅という自由度の高い設計だからこそ、その魅力を最大限に活かすことができます。

1. 自然の温もりと優しい肌ざわり

無垢材の最大の魅力は、何と言っても自然素材ならではの温もりです。触れた瞬間に冷たさを感じにくく、柔らかく優しい感触があります。特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では、足元の冷えや硬さによる負担が少なく、裸足で過ごしたくなるような快適さが得られます。

2. 室内の湿度を自動で調整してくれる「調湿効果」

無垢材は呼吸する素材とも言われています。実際に呼吸しているわけではありませんが、空気中の湿気が多いときには水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出する性質(調湿性)があることから言われます。これにより、室内の湿度をある程度自然に調整してくれます。
ただし、吸湿できる量には物理的な限界があります。例えば梅雨の時期に無尽蔵に湿気を吸い取ってくれる除湿機代わりになる、というわけではありませんので、調湿効果については過度な期待は禁物です。

3. 時間と共に「味わい」が増す経年変化

無垢材は「育てる素材」とも言えます。新築時の美しさもさることながら、使い込むほどに表情が変化し、深みのある飴色や艶が出てきます。この経年美化こそ、樹脂シート張りのフローリング材では得られない魅力です。

4. 健康への配慮:アレルギーや化学物質が少ない

無垢材は、シックハウス症候群のリスクが低い素材です。一般的な新建材や合板は接着剤を多く含み、ホルムアルデヒドなどの化学物質を発生する可能性がありますが、無垢材はその心配がほとんどありません。
また、木の香りに含まれるフィトンチッドという成分には、リラックス効果や抗菌作用があるとされています。

5. 丈夫で長持ち、補修もしやすい

種類によって差はありますが、無垢材は耐久性の高い素材です。正しい施工とメンテナンスをすれば、何十年にもわたって使い続けることができます。もし傷や凹みができたとしても、削ったり磨いたりして再生できるのも大きなメリットです。

6. 空間に「自然な一体感」をもたらすデザイン性

無垢材はそれ自体がインテリアの一部となり、壁紙や塗装とは異なる、自然そのものの質感と存在感があります。同じ木材でも板ごとに木目や色合いが異なり、ひとつとして同じものがないのも魅力です。
照明との相性も良く、昼間は柔らかい光の反射、夜は陰影が美しく、時間によって表情を変える室内空間を楽しめます。

無垢材を使う際の注意点とケア方法 Q&A

Q1. 無垢材って湿気に弱いって本当?

A:本当です。ただし、正しく対策すれば心配いりません。
無垢材はある程度の調湿性がある一方で、過剰な湿気には弱く、膨張やカビの原因になることがあります。
特に梅雨の時期や水回りで使用する場合は、乾燥状態を保つことを意識したり、水濡れ時には拭き取ったり、エアコンによる除湿などの併用をおすすめします。

Q2. 乾燥すると割れたり隙間が空くって聞いたけど大丈夫?

A:乾燥による「割れ」「収縮」は自然な現象です。
無垢材は湿度の変化に応じて膨張・収縮します。冬の暖房や乾燥時期には、隙間や細かなひび割れが現れることもありますが、これは品質不良ではなく無垢材の性質です。

Q3. 汚れや傷がつきやすいのでは?

A:確かに樹脂シート張りのフローリングより表面が柔らかいため、傷や汚れはつきやすいです。
ただし、無垢材の魅力は「直して使える」こと。表面の汚れは中性洗剤や専用クリーナーで落とせますし、浅い傷はペーパーで軽く研磨すれば目立たなくなります。

また、傷や色ムラも「味わい」として受け入れるのも無垢材との上手な付き合い方です。
樹脂シート張りのフローリングの場合、キズが入るとそこからシートがめくれたり剥がれて中の基材が見えたりする場合があり、それは修復不可能となります。さすがにそれを「味わい」と感じる人はいないでしょう。
無垢フロアの方が愛着を持って長く使い続けやすいと言えるでしょう。

Q4. 日焼けで色が変わるのが心配です…

A:日焼け(紫外線)による色の変化は自然な経年変化です。
特に桧や杉などの明るい木材は、紫外線の影響で時間とともに飴色や褐色に変化します。経年によって変化するものこそ、愛着を感じるものといえるのではないでしょうか。

気になる場合は、紫外線遮蔽効果の高い窓ガラスを選んだり、UVカットのカーテンや窓フィルムで光をコントロールしましょう。

Q5. お手入れは大変? 特別な掃除が必要?

A:普段のお手入れはとてもシンプルです。

・基本はクイックルワイパーや掃除機での掃除でOK。
・時々固く絞った雑巾で軽く水拭きするとより綺麗でしょう。
・洗剤を使う場合は、中性洗剤を薄めて使うのが良いでしょう。

なお、化学薬品や強アルカリ性の洗剤は、木の風合いを損ねる恐れがあるため避けましょう。

Q6. 無垢材はメンテナンスが面倒では?

A:むしろメンテナンス不要で使い続けられる素材です。
経年によってキズや汚れは当然増えてきますが、一番は「気にしない」ことです。
メンテナンスなんてまったくする必要はありません。毎日の掃除と、広葉樹の場合は時々オイル拭き取りをしてあげるだけで充分です。

無垢材との暮らしは、多少のクセはあるものの、それ以上に心地よさと充実感を与えてくれます。
面倒なメンテナンスなんかしないで、誰でも愛着を持って安心して使い続けることができます。

まとめ:無垢材の家で、暮らしに木のぬくもりを

無垢材は、見た目の美しさだけでなく、触れたときの心地よさや、健康への配慮、そして長年使うことで味わえる経年美が魅力です。注文住宅であれば、家族のライフスタイルや好みに合わせて、無垢材を自由に活用することができます。

「自然とともに暮らす」――そんな住まいを叶えたい方に、無垢材の注文住宅を心からおすすめします。

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