マイホームを建てるなら、外観にもこだわりたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
例えは、雨樋のデザインなどはどうしましょうか?
「雨樋なんて、機能さえ満たしていればいい」そう思っていませんか?
実は、雨樋のデザインは、家の外観を大きく左右する要素の一つでもあります!
適切なデザインを選ぶことで、家の美しさをさらに引き立て、住む人の満足度を高めることができるのです。
この記事では、雨樋のデザインに関する基礎知識から、住宅に合う形状の選び方、おしゃれに見せるためのポイントまで解説していきます。
雨樋のデザインについて紹介!
雨樋のデザインは、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、あなたの家にぴったりの雨樋を見つけることができるでしょう。
1:角型
角型は、直線的なデザインが特徴で、スタイリッシュな印象を与えます。
流水量が多く確保できるため、ゲリラ豪雨などの降水量が多い地域でも安心です。
現代的な住宅にもよく合うことから、多くの住宅で見かける定番の形状です。
ただし、価格がやや高めですので、ご予算次第といったところでしょうか。
2:丸型
丸型は、半円のような断面をした、古くから使われているタイプの雨樋です。
優しい曲線が特徴で、和テイストの住宅にもよく合います。
価格が比較的安価なのも魅力です。
ただし、角型に比べて流水量が少なく、ゲリラ豪雨などには対応しづらい場合があります。
3:リバーシブル型
リバーシブル型は、片方が丸型、もう一方が角型になっている雨樋です。
流水量を確保しながら、丸型の優しいデザインも取り入れたいという方におすすめです。
4:特殊型
特殊型は、雪国などで使用される雨樋です。
雪掻き時に雨樋を傷めないよう、覆いがついているデザインが特徴です。
また、落ち葉などのゴミが雨樋に入るのを防ぐ効果もあります。
ただし、流通量が少なく、価格も高めです。
雨樋をおしゃれに見せるための選び方
雨樋のデザインは、家の外観に大きく影響を与えます。
せっかくこだわって建てるマイホームですから、雨樋もおしゃれにしたいですよね。
ここでは、雨樋をおしゃれに見せるための選び方をいくつかご紹介します。
1:配管が目立たない設計にする
雨樋は、どうしても目立ちがちなものです。
しかし、配管が目立たない設計にすることで、スッキリとした印象に仕上がります。
屋根とつながりのあるデザインにしたり、住宅のラインに沿って設置したりするなど、工夫してみましょう。
2:住宅に適した材質を選ぶ
雨樋には、塩ビ製、銅製、ガルバリウム鋼板製、ステンレス製、トタン製など、さまざまな材質があります。
それぞれの材質には、デザイン性や耐久性、価格などが異なります。
例えば、銅製は経年変化による味わいが魅力ですが、価格が高めです。
ガルバリウム鋼板製は耐久性が高く、価格も比較的安価です。
3:雨樋の色にこだわる
雨樋の色は、外壁の色とのバランスが重要です。
外壁の色に合わせて雨樋の色を選ぶことで、統一感のある美しい外観を実現できます。
例えば、外壁が白い場合は、雨樋も白にすると、スッキリとした印象になります。
その他、鼻隠しの色に合わせる、サッシ外観色に合わせる、などの選び方があります。
4:内樋型を採用する
雨樋自体を隠したい場合は、内樋型を採用するという方法もあります。
内樋型は、雨樋を外側に見せず、屋根の内側に隠すような形状のため、外観に影響を与えません。
ただ、あまり一般的ではない方法なのでお勧めはできません。
まとめ
雨樋のデザインは、家の外観を大きく左右する要素の一つです。
適切なデザインを選ぶことで、家の美しさをさらに引き立て、住む人の満足度を高めることができます。
この記事では、雨樋のデザインに関する基礎知識から、住宅に合う形状の選び方、おしゃれに見せるためのポイントまで解説しました。
これらの情報を参考に、あなたの家にとって最適な雨樋を見つけてください。
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