先日公開した以下の記事にて、性能面を中心にご紹介させていただきました。
▶︎ 美咲町のCoRoDo.ご紹介① ー 「超高性能×高基礎」 無塗装杉板外壁の平屋
今回は、施主様の暮らし方や間取り・内観のことをメインにご紹介いたします。
施主様と設計者のこだわりが随所に散りばめられているので、これからお家を建てる際の参考にして頂ければと思います!
趣味のスペースも大事
旦那様はアウトドア、奥様には家庭菜園というご趣味があり、それぞれの趣味を楽しむために設備や間取りに工夫が散りばめられています。
1:アウトドア用品の出し入れが楽々
アウトドアに使用する道具類は大きくかさばる物も多いですが、それらの多くは玄関横に設置したシャッター付きの物置に収納。
外にあるため、土などで汚れていてもお家を汚す心配がありません。車への積み込みや収納もラクチンです。
大抵の道具類は外の物置で事足りますが、収納しきれないものは床下収納にもたっぷり保管できます!
玄関を入ってすぐ横にある床下収納の入り口から、ものの出し入れが可能。
庭には芝生スペースもあります!
こちらの芝生はトヨタが開発した「TM9」という品種。従来の高麗芝よりも背丈があまり伸びないため、芝刈り等の管理に手間がそれほどかからないのが大きな特徴。刈り取る頻度が少なくて済みます。
管理が簡単とはいえ、雑草を処理したり、伸びすぎた芝を刈り取ることはもちろん必要。施主様はご自身で芝刈りをされており、エンジンや電気を使わないで芝刈りができる道具をご使用。ウッドデッキの下に収納できるので、片付けなどは楽とのことでした!
2: 家庭菜園も管理が楽
庭には様々なものが植えられています!
植栽にはベリー系の木々や苗を植えています。今年の6月も早速ジューンベリーが少し実り、採集されたそうです。来年はもっとたくさん実がなるでしょう。
それ以外にもラズベリー、ブラックベリー、モミジイチゴといったキイチゴ類を植えており、そちらが実るのも大変楽しみにされています。ジャムなどに加工したいと仰っていました!
また、家庭菜園にはレタスやプチトマトなどを育て、日々の料理に使用しているそうです!
これらに水を撒いたり、収穫した際に土を洗い流すために、ウッドデッキ前には手洗い場が用意されています。
デザインは施主様こだわりのシンクで、装飾の金魚2匹がまるで仲の良いご夫婦を象徴しているかのようです。
家事動線を楽にする設計
玄関から水回りへの動線が、とてもシンプルに設計されています。特に、キッチンと脱衣所については効率的な工夫がされているので、ピックアップしてご紹介します。
1:家の中心にダイニングキッチン
こちらの平屋は、ほぼ廊下のない設計になっており、玄関からキッチンまでの距離もとても近い配置となっています。
また、キッチンスペースにはパントリーや冷蔵庫がまとまって配置されているため、たくさんお買い物をしてきた日でも食材の収納作業が楽にできます。
ダイニングキッチンとリビングが同じ空間にあることもおすすめポイントです!
ペニンシュラキッチンのすぐ前に食事用テーブルが配置されているため、キッチン越しに料理や食器類を渡すことができ、最短距離で作業ができます。
家事をしながらリビングの様子などを伺うこともできるので、料理をしながら家族とおしゃべりを楽しめます。
キッチンの前面には収納も完備。
家族が集まるダイニングやリビングリビングでは、雑多なものを収納するスペースが必要になります。ちょっとした書類や筆記用具、人によっては常備薬などもすぐ手に取りやすい場所にしまっておきたいかと思います。
キッチンの前面に収納をつけることで、こまごまとしたものを1箇所で管理できますし、簡単に出し入れができます。扉付きの収納を選べば、お客様などの人目を気にする必要もなくなりますね。
施主様は常備薬などを、テーブル近くのキッチン前面収納にしまっており、管理が楽だと話しておりました。
2:脱衣所は洗濯ルームとしても有能
脱衣所には洗濯機の他に、アイロン台や洗い場、収納にハンガーラックも完備。
洗濯物はドラム式洗濯機の乾燥機能で行うため、干す作業はほとんどしなくて済むとのこと。洗濯乾燥でついたシワが気になる場合は、すぐ隣でアイロンがけができます。
たたむとシワがつきやすいワイシャツなどは、アイロン後にハンガーラックにかけておけばOK。
洗濯機のすぐ隣には洗い場も設置しているので、染み抜きなどをして、そのまま洗濯機に移すことができます!
あえてサンルームなどを設けず、脱衣所内で「洗濯・乾燥・アイロンがけ・収納」が完結する仕組みとなってます。
家庭内のコミュニケーションを大事にした間取り計画
家族内の団欒場所やプライベートスペースの取り方によって、様々な間取りが考えられるかと思います。
本事例は、家族内でもお互いのプライベートは守りつつ、コミュニケーションは欠かさない。そんな間取りの参考になるのではないでしょうか。
1: 広々としたLDK
お家の中で一番大きなスペースがLDK。どこにいてもお互いの声が聞こえるような間取りになっています。
東側に寝室、西側に子供部屋と、少しプライベートルームが離れているのですが、子供が部屋に入る前にリビングから見える配置にされています。
『子供が1人で行動するようになっても、「挨拶」だけはちゃんとし合える環境にしたい』
とのこと。素敵な家庭が目に浮かびますね。
2:大画面の映像鑑賞
和室スペースの天井には、プロジェクター一体型の照明・アラジンを設置しており、すぐ横の白壁に映像を投影することができます。
クロス仕上げの壁だと凹凸が大きく、綺麗な映像になりにくいもの。美咲町のCoRoDo.では壁は白のAEP塗装仕上げのため凹凸が少なく、室内を暗くすると映像が精彩に映し出されます!
施主様方は、畳に寝そべって映画を鑑賞したり、朝にヨガレッスンのyoutubeを流してご夫婦でヨガをされるとのこと。
3:ご夫婦が並んで作業できるオリジナルデスク
畳スペースとリビングを仕切るように設置しているデスクは大工さんの手作り。ご夫婦の体型に合わせたオーダメイド品で、2人が並んで座れる広さがあります。
目の前には大開口のコーナーサッシから見える自然風景が広がっているので、作業合間の息抜きをする場所としてもぴったりです。
畳スペース側は棚となっており、絵本や書籍類などもたくさんしまうことができます。
いかがでしたでしょうか? 参考になるアイデアはありましたか?
今回は美咲町のCoRoDo.での施主様の暮らし方や間取り・内観について、いくつかご紹介させていただきました。
注文住宅のいいところは、細かなところで要望が出せるということ!
当社は、お客様の「こうしたい!」を全力でサポートさせていただきますので、新築やリフォームでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。