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2025.06.12

コラム

照明デザイン内装インテリア

照明色と壁色の選び方! 色温度で変わるお部屋の雰囲気

空間づくりにおいて、「照明」と「壁の色」はインテリアの印象を大きく左右する重要な要素です。
照明と壁の色の組み合わせによって、同じ部屋でも明るく活発な雰囲気に見えたり、逆に落ち着いた印象になったりと、空間の見え方がガラリと変わります。

弊社では自由設計ならではの「光」と「色」のデザインにも注意を払い、明るくも落ち着いた広がりのあるナチュラルな空間づくりをご提案しています。
今回は空間設計の知見を活かし、「照明の色と壁の色の関係性と見え方」について、わかりやすく解説していきます。

照明色の種類

照明には、主に以下の3種類の「色温度(ケルビン:K)」があります。
それぞれの特徴を理解することが空間設計の第一歩です。

電球色(約2700K〜3000K)

ややオレンジがかった暖かみのある色味。落ち着いた雰囲気やリラックス空間に適しています。
→ リビング、寝室、ダイニングなどにおすすめ。

温白色(約3500K)

白っぽさと暖かさのバランスが取れた色味。自然光に近く、さまざまな空間にマッチします。
→ キッチン、書斎、子ども部屋などに汎用的に使えます。

昼白色(約5000K前後)

太陽光に近い白い光。はっきり見えるため作業性が高く、清潔感があります。
→ キッチン、洗面所、クローゼット、作業スペースなどに適しています。

上記のように空間の使用目的によって色温度を変えるという方法が主流かもしれません。
しかしそれだけが正解というわけではありません。
異なる色温度の照明が隣り合うと、色味が交じり合って汚い印象を受けることがあるため、そういった場合は特に注意が必要です。

たとえば、キッチンは清潔な印象で明るく作業がしやすいように昼白色で、ダイニングは落ち着いて過ごせるように電球色を選んだとします。
キッチンとダイニングは隣接することが非常に多い空間です。上記のようにキッチンとダイニングで色温度の異なる照明を選ぶと、前述のように色味が汚く見えてしまうことがよくあるのです。

こういった隣接空間での色の干渉を防ぐため、弊社としては家全体を同じ色温度になるべく統一することを推奨しています。

壁色ごとの空間の見え方

照明の色と壁の色がどう関係し、空間がどう見えるかについて解説します。

白系の壁 × 昼白色

→ 明るくクリーンな印象
昼白色の照明と白系の壁は、明るさが増して空間が広く見える効果があります。クリニックやオフィス、学習塾などに近い、清潔感のある印象です。

白系の壁 × 電球色

→ 柔らかく温もりのある空間
電球色と白壁を合わせると、壁が少しベージュがかって見え、あたたかみが生まれます。落ち着いた空間づくりに◎
弊社で一番おすすめしている組み合わせです。

ベージュ系や木目の壁 × 電球色

→ ナチュラルで統一感のある雰囲気に
白田工務店が推奨するナチュラルスタイルとの相性も良く、全体に統一感と温もりを与えてくれます。
昼は木肌色が柔らかな空間を演出し、暗い時間には温かみが増した色合いでほっこり明るい雰囲気のお部屋になるでしょう。

色が及ぼす視覚や錯覚への影響

色と光には、空間の「広さ」「高さ」「奥行き」に対する錯覚を引き起こす視覚効果もあります。
特に、色の組み合わせによって昼と夜ではその見え方も違ってくるので「一日中部屋の雰囲気は変えたくない」「日中と夜とで家の雰囲気を変えたい」など、好みに合わせて壁色と照明色の組み合わせを検討すると良いかと思います。

明るい色は空間を広く見せる

天井・壁・床を明るくすると、光が反射しやすくなり、実際よりも空間が大きく感じられます。
特に白色は膨張色のため、より空間を広く開放的に見せたい時はおすすめです。カラーを取り入れるとしても、ペール色の中でも明るい色を取り入れると良いかと思います。

暗い色は空間を引き締める

暗い色は光の反射が少ないため、落ち着きや重厚感を感じます。書斎などを落ち着いた空間にしたい時は暗い色で壁色を統一するのも良いでしょう。
ですが、暗い色は強い色のため圧迫感を感じることもあり、空間が狭く感じる効果があります。しかし、デザインの強調でポイント使いをすると、シックな色合いでも空間を広く見せることも可能です。

照明の色によって壁色の“見え方”が変わる

たとえば、昼白色の照明の下ではグレーの壁がクールに見えますが、電球色に変えると黄色味を帯びて「ベージュ寄り」に見えることがあります。
この色味の変化は、空間の印象だけでなく、家具やカーテンとの相性にも影響します。
インテリア本来の色味を楽しみたい時は、電球色よりも自然光に近い色味の昼白色の照明を選ぶのがおすすめです。
「時々雰囲気を変えたい」というのであれば、電球色と昼白色を切り替えられる照明を導入するのも良いでしょう。

まとめ

空間の印象は、照明の色と壁の色の「相性」によって大きく左右されます。

白田工務店では、設計段階から照明計画と内装デザインをトータルで考えることを大切にしています。照明器具の配置や色温度の選定まで含めて、空間全体が美しく見えるご提案をいたします。

ご相談はお気軽に。暮らしの中に「光のデザイン」を取り入れる住まいづくり、ぜひ一緒に考えてみませんか?

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