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2024.09.07

現場レポート

新築注文住宅荒谷のCoRoDo.

建物は土台が大事! 土台敷きの様子をご紹介_荒谷のCoRoDo.④

天童市にて荒谷のCoRoDo.新築工事進行中!
基礎工事も終わり、次の工程は土台敷きとなります!
先日土台敷きが完了したので、その様子と共に、土台敷きにおける大事なポイントなどをご紹介できればと思います。

土台敷きでの大事なポイントとは?

土台はお家の肝心要な部分の一つ! より正確な施工が求められます。また、施工精度以外にも土台ならではの工夫をしているので、ご紹介します。

1:材料選定

土台は建物の木質構造部の中で一番下に位置する材料。
それだけに、使用する材料の品質が重要です。耐久性があり、湿気や害虫に強い材料を選ぶ必要があります!
弊社では、主に桧やヒバなどの木材を土台に使用しています。桧やヒバは湿気に強いだけでなく抗菌作用もあると言われていますので、腐朽菌による腐れへの対抗性も持ち合わせています。
柱や梁には主に杉を使用しますが、土台に使用する材料は杉では向きません。木造建築においては、適材適所に材料を選ぶことがポイントです。

2:防蟻処理

地上から1mの高さまでの範囲は蟻害が発生しやすいため、その範囲にある土台へのシロアリ対策は必須です!
桧やヒバは比較的シロアリに強い樹種ではありますが、それだけでは足りません。新築の際は必ずすべての土台木材に防蟻材を塗布してから組み立てを行います。
しかしながら、防蟻薬剤の効果は永遠に続くものではありませんので、およそ10年おきくらいに防蟻剤の塗り直しをする必要があります。それでも、外壁で覆われた面は防蟻薬剤の塗布ができないため、そういった部位はノーガードでいくしかありません・・・
ですので、当社では高さ1m以上の高基礎仕様を推奨しています。

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蟻害を未然に防ぐには、定期的に基礎周りに蟻道ができていないかなど確認するのもおすすめします。

3:施工精度

土台の施工は正確に行う必要があります!
水平や垂直をきちんと確認し、徹底して施工精度を高めることが大切です。
土台の位置が少し違うだけで、土台敷きの後に組んでいく柱や梁の位置にズレが生じ、家全体の施工精度に影響しやすくなってしまうのです。
ミリ単位以下の精度で仕上げるのは、大工さんの腕の見せ所でもあります。

気密性を上げるための工夫

弊社が施工する基礎や土台敷きでは、気密性を重視した施工方法を取り入れています。
特に今回は基礎断熱を行うため、建物外周部分の基礎と土台との取り合い部分における気密性は大事になってきます!
(隙間があると基礎断熱の効果が低減してしまいます…)

では、どのように気密性を確保しているかというと、基礎立ち上がりと土台の間に秘密があります!
写真で、大工さんがバリアパッキンという黒いシート状の気密パッキンを基礎立ち上がり天端に貼っているのですが、これがゴムスポンジのような構造をしています。
このバリアパッキンの上に土台が乗り、基礎のアンカーボルトを通して土台をしっかり締め込むことでスポンジ構造が圧縮され、気密性が上がるという優れものなんです。
止水性・耐熱性・耐候性などもあるため、弊社で作る高断熱高気密な家には、この気密パッキンもひと役買っているというわけです!

今回は新築工事における土台敷きについて書かせていただきました。
紹介した土台部分というのは、お家の完成後に普段は見れなくなる部分でもあります。
しかし、「安心・安全」なお家を造るには、見えなくなる所にこそ重要なポイントがたくさんあります

当社では、高性能な家づくりのために「見えなくなる所」を重要視して施工しております!
どんなことをして性能を向上させているかなど、施工ポイントが知りたい方は、弊社で実施している勉強会などでもお伝えしているので、興味のある方はぜひお問い合わせしてみてくださいね!

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