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2024.12.17

コラム

キッチン平屋注文住宅間取り

平屋で理想のキッチンを実現!後悔しないための設計ポイント

憧れの平屋で、開放的な空間を活かした理想のキッチンを実現したいですよね?
理想のキッチンとひとことで言っても、間取りや設備など、考えることはたくさんあります!
そこで今回は、平屋のキッチンの設計ポイントを解説します。
動線計画や収納アイデア、後悔しないための情報をお届けします。

平屋キッチン設計の基礎知識

1: キッチンの種類と特徴

平屋に限りませんが、キッチンは大きく分けてオープンキッチン、セミオープンキッチン、独立型キッチンの3種類があります。

・オープンキッチン
LDKと一体化するため開放感があり、家族とのコミュニケーションも取りやすいのがメリットです。
配置する場所によっては、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチンなどいくつか種類があります。
しかし、生活感が出やすく人目につきやすい。
匂いがリビングに広がりやすいといったデメリットも。
また、アイランドにせよペニンシュラにせよ、スペースを大きく取ってしまうという点では大きなデメリットと言えます。

・セミオープンキッチン
コンロ周りやキッチンの一部側面などに壁を設け空間を区切ることで、オープンキッチンとクローズドキッチンの間を取り持ったタイプです。
オープンキッチンのメリットを活かしつつ、水はねや調理中の匂いを最低限防ぐなどデメリットを軽減できます。

・独立型キッチン
周りが壁やドアで覆われている、個室タイプのキッチンです。
匂いや生活感を完全にシャットアウトできますが、孤立しやすいのがデメリットです。

キッチンの種類は、ライフスタイルや家族とのコミュニケーションの取り方、好みに合わせて選びましょう!

2: キッチンの形状と配置で広々空間を実現!

キッチンの形状は、I型、L型、U型、アイランド型などがあります。

I型は、シンプルな構造で省スペースなのがメリット
特にI型キッチンを壁付けで使用する場合はもっとも省スペースとなりますので、建築費高騰の昨今ではこちらの形状・配置はおすすめとなります。

L型は、作業スペースを広く取ることができ、効率的な動線が実現できます。
ですが設置に必要なスペースも大きくなりがちです。

U型は、収納力が高く作業もしやすい反面、スペースが必要になります。
アイランド型は、開放的でスタイリッシュな印象を与えますが、やはり広いスペースが必要です。

平屋の限られた空間を有効活用するため、キッチンの形状と配置を最適化しましょう。
例えば上述の通り、I型キッチンを壁付けにすることで、リビングダイニングを省スペースながらも広々と使うことができます。

3: 設備の選び方! IHかガスコンロか?

IHクッキングヒーターとガスコンロ、どちらを選ぶかはキッチンの使い勝手を大きく左右します。
IHは、掃除のしやすさ、安全性が高いのがメリット
オール電化の住宅にする際もオススメです。

ガスコンロは、火力の調整がしやすく、調理器具を選ばないのがメリットです。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の調理スタイルに合った方を選びましょう。

「ガスコンロの方が火力があるから・・・」という声もよく聞きますが、むしろ火力はIHコンロの方が強力です。
ただ、「フライパンを振りたい」「料理している感がほしい」という方には、やはりガスコンロの方が良いかもしれませんね!

4: 最適なキッチンサイズは? 寸法の決め方

キッチンのサイズは、作業効率や快適性に直結します。
例えばキッチン天板の高さ。
一般的に、キッチンの高さは身長÷2+5cmが最適と言われています。
たとえば身長160cmの場合は、「160cm÷2+5=85」となり、天板の高さ「85cm」が最適、ということが分かります。
作業台の奥行きは、65cmが一般的な規格サイズですが、70cm〜75cmにすると作業スペースが広がり使いやすくなります。
通路幅は、一人暮らしであれば70cm、二人以上で使う場合は90cm〜120cm確保するのがおすすめです。
キッチンの広さだけでなく、冷蔵庫や食器棚の配置も考慮し、快適な動線を確保しましょう。

平屋で理想のキッチンを叶えるためのポイント

1: 家族とのコミュニケーションを重視したオープンキッチン

平屋は、家族が同じフロアで生活するため、コミュニケーションを重視したキッチン設計がおすすめです。
オープンキッチンにすることで、料理をしながら家族と会話したり、子供の様子を見ながら作業することができます。
キッチンカウンターに椅子を置けば、ちょっとした食事やお茶を楽しむスペースにもなります。

2: 家事ラク動線を意識したレイアウト

平屋では、キッチンの近くに洗濯室、浴室などの水回りを配置することで、家事動線を短縮できます。
例えば、キッチンと洗濯室を隣接させれば、料理をしながら洗濯作業を同時並行することも可能です。
また、パントリーなどの収納スペースをキッチン近くに設置すれば、食材の出し入れがスムーズになります。

3: 収納を最大限に活用! おしゃれで機能的なキッチン収納

キッチンは、何かと物が多い場所。
収納を最大限に活用することで、スッキリとした空間を保つことができます。
吊り戸棚、引き出し収納、パントリーなどを組み合わせて、食器、調理器具、食材などを効率的に収納しましょう。
収納用品を活用すれば、さらに使い勝手が向上します。
また、収納方法を工夫することで、調理作業の効率化も叶うでしょう!

4: 理想のキッチンを実現するための商品メーカーの選び方

理想のキッチンを実現するためには、キッチンの商品を販売しているメーカーの選び方も重要です。
それぞれのメーカーに特徴があるので、どんなものがあるかはハウスメーカーや工務店に相談するのをおすすめします!
キッチンへのこだわりが強い場合は、オーダーメイドキッチンに対応している業者や、自分のイメージに近いキッチンの施工事例をもつ業者を選ぶのも良いでしょう。

まとめ

平屋でのキッチン設計は、間取りや設備、動線など、様々な要素を考慮する必要があります。
家族構成やライフスタイル、そして理想のキッチンのイメージを明確にすることが大切です。
今回ご紹介したポイントを参考に、快適で使いやすい、そして理想の平屋キッチンを実現してください。
後悔のないキッチンづくりで、楽しい毎日を送りましょう。

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