天童市で新築中の荒谷のCoRoDo.には、1階リビングに吹き抜けのある間取りとなっています。
その吹き抜け2階部分には、窓のメンテナンスなどができるようにキャットウォークを設置する設計となっております!
せっかくなので、どのように施工をしているのか、作業の様子とともにご紹介したいと思います。
キャットウォークは安全第一!
キャットウォークは、人が歩行するところですので、第一に安全なものである必要があります。そのため、耐久性や頑丈さには気を配って設計・施工しています。
材料は、梁に赤松の集成材、格子部分に杉を使用しています!
赤松は針葉樹の中でも硬い素材で、強度や耐久性に優れ、擦り減りにくい等の特徴があります。なので、キャットウォークのように頑丈さや安定性が必要な場合には適材です。
そして、杉は柔らかさや温かみがある素材なので、足が直接触れる格子部分に合った素材と言えます。
着目いただきたい施工ポイントが、この格子部分。
足場となる木材を等間隔に配置することで、歩きやすく、そして安全性・安定性が増します。
また、幾何学的な美しさもあり、日がさしたときの規則的な影も綺麗なので、素敵な室内空間を演出してくれます。
吹き抜けにキャットウォークは機能的
今回のキャットウォークは、吹き抜け上部の窓などをメンテナンスする為のものでもあります。
吹き抜け上部には、明かり取りのために窓を配置することが多いと思いますが、床面がないため、窓を掃除したり窓枠のほこりを取ったり、不具合を直したり、というメンテナンス対応が難しくなります。
大きな梯子などをお持ちの人であれば手を入れることができるかもしれませんが、取り回しも大変です。それに、梯子の上では小回りが効かず、高所作業でもあるので、安全を考えると業者の方に依頼をした方が良いかもしれません。
ですが、キャットウォークを配置することで、上記のような大変なメンテナンス作業を、セルフで安全楽々に対応することができます!
他にも、弊社では夏の強い日差しを遮るために、窓の外に外付けシェードをつけることをおすすめしているのですが、キャットウォークがあることで、室内から吹き抜け上部の窓の外にサンシェードを自分で設置することもできます。
このように、キャットウォークは家のインテリア的な要素だけでなく、実用的な機能も兼ね備えてるんです!
吹き抜けのキャットウォークについて、施工途中の様子をご紹介させていただきました。
新築などで吹き抜けの間取りを考えている方は、住んだ後のメンテナンスなども考えて、キャットウォークなどの設置を検討してみてはいかがでしょうか?
吹き抜けやキャットウォークについては、以下の動画でもご紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
<おすすめ動画>
モデルハウス「CoRoDo.」ポイント②2階/白田工務店
https://youtu.be/_nt-RS7FU_E?si=YaXbuSr76Zy0-VEl