個性的な空間作りに興味があり、おしゃれで機能的な玄関を実現したい方へ。
モルタル玄関のメリットやデメリットを知りたい、モルタル玄関のデザインや施工例を見てみたいという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、モルタル玄関を採用するメリット・デメリット、施工事例を紹介することで、モルタル玄関の良さを理解し、理想の玄関を実現するための参考情報を提供していきます。
モルタル玄関のメリットとデメリット
モルタル玄関を採用するメリットとして、シンプルで無機質な見た目が魅力的、土汚れが目立ちにくく掃除がしやすい、デザインやテイストを選ばないといった点が挙げられます。
一方、デメリットとしては、ひび割れが発生しやすい、施工費用が高額になる可能性がある、素材の特性上、温度変化に弱く冬は冷たさを感じやすいといった点が挙げられます。
1:シンプルで無機質な見た目が魅力的
モルタル玄関の最大の魅力は、シンプルで無機質な見た目です。
モルタル特有の素材感が、モダンでスタイリッシュな空間を演出します。
2:土汚れが目立ちにくく掃除がしやすい
モルタルは、「コテ押さえ仕上げ」の場合は表面がツルツルしているため、土汚れが目立ちにくく、掃除も簡単です。
特に、靴裏についた砂や泥が持ち込まれやすい玄関では、その利便性が光ります。
ただし、滑りにくくするための仕上げである「刷毛引き仕上げ」を選ぶ場合は、凹凸ができて砂ぼこりが溜まりやすくなるため注意が必要です。
3:デザインやテイストを選ばない
モルタルは、和テイスト、洋テイスト、モダン、シンプルなど、どんなテイストにも合わせやすい素材です。
家全体の雰囲気をガラリと変えたい時や、アクセントを加えたい時にも最適です。
4:ひび割れが発生しやすい
モルタルは、乾燥するとひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。
ひび割れを防ぐためには、適切な施工を行うことが重要です。
5:施工費は安いがメンテナンスコストがかかる可能性がある
モルタル玄関は、一般的なタイル玄関に比べて、施工費用が安い傾向にあります。
ただ、複雑なデザインや特殊な仕上げを希望する場合や、ヒビやクラックができた時の修繕費用などコストが高くなる場合もあります。
6:温度変化に弱く冬は冷たさを感じやすい
モルタルは、コンクリートと同様に温度変化に弱く、冬は冷たさを感じやすいというデメリットがあります。
冬場にモルタル玄関を使う場合は、冷たさを感じないような寒さ対策をする必要があるでしょう。
当社の場合は床下エアコンによる全館暖房を採用しているため、冬でも玄関部分で寒さを感じることはありません。
ぜひ冬の当社モデルハウスで暖かさをご体感ください。
モルタル仕上げの玄関の施工事例
モルタル玄関は、土間を広く取って収納スペースや作業スペースとして活用したり、内壁にもモルタルを使用したりするなど、さまざまなデザインで実現できます。
インダストリアルスタイルやカフェスタイルなど、さまざまなインテリアスタイルに合わせることが可能です。
施工事例を通して、モルタル玄関の空間イメージを具体的に掴んでみましょう。
1:広々とした土間のある玄関
玄関の土間を広く取ることで、収納スペースや作業スペースとして活用できます。
靴やアウトドア用品などの収納に最適です。
壁一面に棚を設置したり、オープンシェルフを置くことで、さらに収納力をアップさせることも可能です。
2:壁にもモルタルを使用したスタイリッシュな玄関
玄関の床だけでなく、内壁にもモルタルを使用することで、より一層スタイリッシュな空間を演出できます。
モルタルの無機質でシンプルな素材感は、他の素材との組み合わせにも最適です。
木製の家具や、グリーンを置くことで、温かみをプラスすることもできます。
3:広いワンルームのフラットな玄関
玄関に段差をなくすことで、フラットな空間を作れます。
広々とした空間を生み出し、開放的な印象を与えます。
車いすやベビーカーでの移動もスムーズに行えます。
4:モルタルとタイルを組み合わせた玄関
モルタルとタイルを組み合わせることで、デザインの幅が広がります。
モルタルの無機質さと、タイルの素材感のコントラストが、個性的な空間を演出します。
まとめ
モルタル玄関は、シンプルでスタイリッシュな空間を演出できる一方、ひび割れなどのデメリットも存在します。
しかし、適切な施工やメンテナンスを行うことで、これらのデメリットを軽減できます。
施工事例を参考に、モルタル玄関の魅力を理解し、理想の玄関を実現しましょう。