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2024.08.09

現場レポート

コンクリート打設基礎工事新築注文住宅荒谷のCoRoDo.鉄筋コンクリート

ベタ基礎の生コンクリート打設!_荒谷のCoRoDo.③

現在天童市にて荒谷のCoRoDo.新築工事進行中です!
先日公開した配筋工事の記事に続き、生コン打設の様子もご紹介。

コンクリートの打設は、ベースと立ち上がりの2回に分けておこなう二度打ち。
ベースと立ち上がりの打設を1回でおこない、継ぎ目からのシロアリの侵入を防止するという一体打ちもありますが、当社では外周部の基礎打ち継ぎ部に「キソ止水プレート」という金属板を差し込むことによって、二度打ちでもシロアリの侵入防止を図っています

この生コン打設の工程、実は3つの専門職の方が携わっています。それが「生コン屋」「コンクリート打設工」「左官職人」です!
「生コン屋」が基礎コンクリートに適した配合を行った生コンを現場まで運び、「コンクリート打設工」が特殊なポンプ車を使ってコンクリートを型枠に流し込みます。そして、「左官職人」が流し込んだコンクリートを綺麗にならすなど、最後の仕上げを行います。
作業中は三位一体のような連携がとれた仕事ぶりで、今回も完璧な基礎コンクリートの仕上がりとなりました!

1つの工程を複数の専門職で分業して進めるのは、職人の世界ならではの光景ですね。

基礎コンクリートの打設で気をつけること

コンクリート打設の工程だけでも、気をつける点が多々あります。
以下はその一部ですが、これらをしっかりと行うことで品質を高めることができるのです。

1: コンクリートの配合
使用するコンクリートの強度や配合が適切であることを確認し、現場での品質管理を徹底します。
当社でのコンクリートの配合についてはまた別の記事でご紹介したいと思います。

2: 打設時の気象条件
打設時の気象条件(温度、湿度、風速など)を考慮し、必要に応じて対策を講じます。
特に高温時や低温時には注意が必要で、これによって生コンの配合を変更するなどの配慮も必要になります。

季節的にも可能であれば冬場の打設は避けたほうが良いとされています。
特に打設場内に雪が残った状態で生コンを打設すると、雪の部分が空隙となり、基礎の大きな欠損となってしまうことがあります。

3: 打設の連続性
コンクリートを一度に打設することで、継ぎ目を減らし、強度を均一に保つことが大切です。
継ぎ目が沢山あるとそこに隙間ができ、蟻害などの要因になる可能性がでてきます。

4: 振動・締固め・表面をならす
コンクリートを打設した後は、適切な振動や締固めを行い、気泡を除去し、密実な仕上がりを確保します。
また、基礎のベース部分はコンクリート打設後に少し時間をおいた後、完全に固まる前に表面を綺麗にならします。これにより、乾燥後に割れやヒビができないようにしています。

5: 養生
打設後、しっかりと固めるため適切な養生期間を置きます。この養生期間も打設時期の平均気温によって異なってくるので配慮が必要です。
その間天候を見つつコンクリートが乾燥しすぎないようにします。これにより、ひび割れを防ぎ、強度を確保します。

6: 施工後の点検
打設が完了したら、型枠の取り外しや表面の仕上げを行い、施工後の点検を実施します。

これらのポイントを押さえることで、基礎コンクリートの品質を確保し、構造物の安全性を高めることができます。

立ち上がり打設工事の様子

コンクリートの打設はベースと立ち上がりの2回に分けておこなうとお伝えしましたが、中でも立ち上がりの精度は特に重要といえます!
土台や柱はこの基礎立ち上がりの上に載るため、大きなズレや傾きは許されないのです。

この立ち上がりの打設工事で大事になってくるのが、大きく以下の3つになります。

1:型枠の精度
図面通りに基礎の立ち上がりを施工できるかは、型枠の精度によるといっても過言ではありません!
弊社では型枠の設置を左官屋さんにお願いしており、いつも良い仕事をしてくれます。
もちろん、任せっきりにするのではなく、しっかりと精度良く型枠が組まれているかどうか、工事監理するのも重要なのです。

2:アンカーボルトの精度
アンカーボルトとは、基礎と上部構造をしっかり緊結させるために必要な金物
のことを言います。
このアンカーボルトによって基礎と土台、基礎と柱が強固に結ばれ、地震力を受けた際にしっかり抵抗していけるわけです。
アンカーボルトがしっかり計画した位置に先付けされているかどうか、仕上がり時の立ち上がり天端からの出寸法は計画通りになるかどうか、コンクリートのかぶり厚は適切に取れるかどうかをチェックしたうえで、立ち上がりの生コンを打設していく必要があるのです。

3:隅々まで生コンを行き渡らせる
前述の気をつける点で「密実な仕上がり」にすることをお伝えしました。
はじめのベースを打つ際も当然気を付ける必要はあるのですが、特に高さがあって型枠に深さのある立ち上がり打設では、気泡残りによる空隙が多く発生しがちですので、より細心の注意を払う必要があります。
生コンクリートを打設する際、専用のバイブレーターで振動をあたえたりすることで、生コン内部に残った気泡を排出し、内部を隙間なく埋めていきます。

出来栄えは、コンクリートが固まった後に型枠を外すまで分からない部分です。
しっかりと作業をしていても、型枠を外す前はいつもドキドキするものです。

現在新築工事中の基礎の生コン打設の様子をご紹介させていただきました。

この後は養生期間を経て型枠を外し終えたら、大工さんたちの木工事の始まりが近づいてきます!
引き続き工事の進捗状況を紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね^^

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弊社では新築工事においては「高基礎」のお家をお勧めしています。
様々なメリットが沢山ある仕様ですので、こちらも要チェック!
どんなメリットがあるかは以下の施工事例や弊社のYoutubeで紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね!

▼事例紹介
朝日町のCoRoDo.モデルハウス
美咲町のCoRoDo.

▼YouTube
【注文住宅】お家の基礎ができるまで! 基礎工事中の現場をお見せします!
【注文住宅】お家の基礎ができるまで! 高基礎の完成形をご紹介

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