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2024.10.14

コラム

デザインアワード新築注文住宅

デザイナーズハウスを建てるメリット・デメリットを解説! 外観・内装の実例も紹介

「こだわりを詰め込んだ、自分だけの個性的な家を建てたい」と考えているあなた。
デザインに敏感なあなたは、理想のマイホームを建てるにあたって、デザイナーズハウスという選択肢を知ったかもしれません。
しかし、デザイナーズハウスのメリット・デメリットや、どんな家が建てられるのかイメージが掴めずに不安を感じているのではないでしょうか。
この記事では、デザイナーズハウスの外観・内装の実例を紹介し、メリット・デメリットを解説することで、デザイナーズハウスのイメージを具体的に理解し、あなたの理想の家に近づくための指針となる情報提供をします。

デザイナーズハウスとは? 外観・内装の実例を紹介

デザイナーズハウスは、単なる設計士ではなく、デザインに長けた設計士が、自由な発想で個性的なデザイン設計をした住まいです。
一般的に、建築家やデザイナーが監修・設計を行うため、「自然を感じられるデザイン」「高級感のあるデザイン」など、見た目だけでなく、機能面も両立させた、デザイン性の高いマイホームが実現できます。

1: 建築士やデザイナーと一緒に家づくりを行う

デザイナーズハウスはベースとなるテンプレートがなく、ゼロから建築士やデザイナーと一緒に家づくりを進めていきます。
そのため、デザイナーとの相性も重要なポイントになります。
デザイナーの好みや過去の作品を見て、自分たちの趣味嗜好に合うかどうかも確認すべきです。

2: こだわりが反映できる

デザイナーズハウスは、ライフスタイルや価値観、こだわりが反映されやすく、「世界に一つしかないオリジナルの家がつくれる」「オシャレで暮らしやすい家づくりができる」と評判です。

では、実際にデザイナーズハウスを建てると、どのような外観・内装になるのでしょうか。都内で建てられた住まいの実例を見ていきましょう。

・高級感ただよう上質な外観の住まい
主張をしない控えめなタイル外壁が高級感を漂わせる住まいです。
道路側には窓を設けず、プライバシーにも配慮している点にも注目しましょう。

・照明がアシンメトリーな外壁を際立たせる住まい
1階上部の外壁と2階上部の外壁とをずらして左右非対称にした外観の住まいです。
昼間でも独特のフォルムが目を引きますが、夕方から夜、外壁を照らす光が灯ると外壁のアシンメトリー感が強調されてさらにおしゃれに彩られます。
続いて、デザイナーズハウスの内装の事例を確認しましょう。

・中庭とバルコニーが面する一体感・開放感あるLDK
広々として一体感を感じられるLDKは2階に配置されていて、さらに中庭・バルコニーに面しています。
周囲からの視線を感じることなく過ごせるプライベート感が魅力的な空間です。

・シンプルモダンな雰囲気に合致する温かみのある和室
落ち着きのある和室を設けるケースもあります。
ただし、建物の雰囲気と合致するようにモダンな雰囲気に仕上げており、他の間取りとの調和も目指しています。

このように、デザイナーズハウスは様々な外観・内装の住まいを指すことが分かります。
建物の雰囲気は設計士の好みが反映されることが多いことから、検討しているハウスメーカー・工務店の施工事例をしっかり確認することで、目指す住宅のミスマッチを防げます。

デザイナーズハウスの特徴:メリットとデメリットを理解する

デザイナーズハウスには、一般的な住宅と比較してさまざまなメリットとデメリットがあります。
後悔のない家づくりをするために、それぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

1: デザイナーズハウスのメリット

・他の家と異なる個性的な家をもてる
・変形敷地や狭小地でも土地を有効に使える
・好みのデザイン・機能に合わせた住まいになる

2: デザイナーズハウスのデメリット

・自分好みの間取りやデザインが100%反映させるわけではない
・建築費用が高くなる場合がある
・見た目重視で耐震性や断熱性に劣る造りになる可能性がある

デザイナーズハウスは、自由度が高く「どのような間取りにすればよいのか迷ってしまう」という方もいるかもしれません。
ここでは、家をオシャレに見せるおすすめの間取りを紹介するので、デザイナーズハウスを決める際の参考にしてください。

・吹き抜け
吹き抜けは、寝室やリビングに開放感を与えられるデザイン性の高い提案の定番です。
デザイナーズハウスの定番と言っても過言ではありません。
実際の床面積よりも広く感じたり、高い窓からの自然光によって室内が明るくなったりするのも大きな魅力です。
横に広げるのが難しい場合でも、吹き抜けにして縦に伸ばすことでゆとりを感じられるでしょう。
さらに、照明や窓の配置でオリジナリティを出せるため、内装の自由度が高くてオシャレに仕上げられる特徴もあります。
「吹き抜けの高さを強調して室内をより広く見せる」「階段をオシャレなアクセントにする」など、さまざまなパターンを考えてみると、ワクワクしてきます。

・中庭
中庭は、家全体に光を取り入れてくれる効果があります。
北側のお部屋には、直射日光は入りにくいですが、ロの字やコの字の家に中庭を設けると、北側のお部屋にも南向きの面をつくれます。
家全体が明るい印象になることに加え、間取りをよりオシャレに見せられるのはデザイナーズハウスならではのポイントです。
他にも、バーベキュー・読書・プチキャンプなど、プライベートな時間を楽しむアウトドアリビングとしても活用できます。
コの字やロの字の家なら、家そのものに囲まれた場所に庭をつくるため、隣家からの視線を気にする必要もありません。

・スケルトン階段
スケルトン階段とは、踏板の向こう側が透けて見える階段のことで「オープン階段」とも呼ばれています。
踏板や手すりの色、素材の組み合わせによって、階段そのものがオシャレなインテリアに変化するのが魅力です。
さらに、圧迫感が少なく光と風を通すため、リビング階段との相性は抜群です。
オリジナリティを出しつつ、ワンランク上のデザインを取り入れたいのであれば、スケルトン階段の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

デザイナーズハウスは、デザイン性の高い住宅を指し、自由な発想で理想のデザインを実現できるというメリットがあります。
しかし、一方で、自分好みが100%反映されるわけではない建築費用が高くなる基本性能が低くなる可能性があるなどのデメリットも存在します。
デザイナーズハウスを建てる際は、メリットとデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合った選択をすることが大切です。

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