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2024.05.10

現場レポート

ウッドデッキエクステリア

アイアンウッドで作るウッドデッキ

新築工事中の上山市美咲町のCoRoDo.にて、ウッドデッキが完成したのでご紹介します!

みなさん、「ウリン」っていう木材を知ってますか?
別名「アイアンウッド(鉄の木=腐らない木)」とも呼ばれ、非常に硬く重い木材です。マレーシアやインドネシアなどの東南アジア原産のクスノキ科の木で、防虫性・耐水性に優れており、多くの桟橋や海岸線のウォークデッキ、人気テーマパークなどでも採用されています。
日本には無い、個性の強い木材ですね。

今回は、そんな日本では珍しい木材で「ウッドデッキ」を作成しました!

ウリンの施工は大変?!

ウリンは、通常の建築木材として扱う杉や桧などとは比べ物にならないくらい重く硬い木材!
ビスを打つにも、まずはキリで下穴を開けてからでないと打ち込むのが大変なくらいです。
いつもとは勝手の違う材料に大工さんも大変そうでしたが、仕事はキッチリ。さすが日々多様な木材を扱っている大工さん方です。

そして、今回の施工には我が社の新人も参加! 「お客様が実際に使用するもの」を作るのはこれが初めての経験。
今後も、山形工科短期大学校での勉強と並行して、実地でも少しずつ経験を積んでいってもらいます。

完成したウッドデッキは、大きいながら頑丈な作りで、広々とした空間になっているので、いろんな使い方ができそうです。
川を眺めながらお酒でもいただきたいところですね! 施主様も「ここで何をしようかな?」と楽しそうにしてました。

ウッドデッキは天然木、特にハードウッドがおすすめ

新築時に「ウッドデッキが欲しい!」という方は非常に多いです。
そんな人気のウッドデッキですが、どんな素材を使うか」というのも重要な検討事項です。

現在新築住宅でよく使用されるウッドデッキの材料は、建材メーカーから提供されているウッドデッキ専用の「人工木材」かもしれません。
たとえばYKKAPさんでは、「リウッド」と呼ばれる商品を出しています。
このリウッドは「木粉」と「ポリプロピレン」を主原料にしたハイブリッド素材。「天然木のような温かみと手入れしやすさを両立。」「天然木に近い感触を持ちながら、ささくれがなく、お手入れが簡単で美しさが長持ち。」というのが同社製品のアピールポイントです。

引用:YKKAPのリウッドより

宣伝通りの良い素材だとは思いますが、あくまで「天然木」を模して作った「フェイク」の素材。
フェイク素材が濫用されている現代においては仕方のないことではありますが、ウッドデッキくらいは本物の天然木を使いたいものです。

ウッドデッキに使われる材料で本物の天然木というと、大きく分けて「ソフトウッド」と「ハードウッド」の2種類があります。
その名の通り「柔らかい木」と「硬い木」ということですが、樹種でいうと「ソフトウッド」は針葉樹系、「ハードウッド」は広葉樹系になります。

ウッドデッキに使われるソフトウッドとしては、「ヒノキ」もしくは「レッドシダー」があります。ハードウッドに比べて材料費はかなり抑えられますが、「ヒノキでつくったウッドデッキを10年くらいで解体した」という話もまれに聞きます(レッドシダーはそれよりは長持ちするようです)。
当社が外壁材に使用する「スギ」なんかも針葉樹ですから、ソフトウッドですね。

これらのソフトウッドは、使用される際の材の厚みが薄くて雨に塗れても乾燥しやすい状態にあれば、大変長持ちします。一方で、材の厚みが大きかったり太かったりすると、木の中まで雨水が浸透して湿潤状態が長く続き、柔らかい木材は容易に腐朽菌やシロアリの餌食になって、比較的早くボロボロになってしまいます。

常時雨に塗れてしまうような場所で使うウッドデッキ材としては、ハードウッドの方が適しています。
ウッドデッキに使われるハードウッドの代表格としては、今回使用したウリンが挙げられるでしょう。
アイアンウッドとも呼ばれるウリンは耐久性も抜群です。嘘か誠か100年持つ(!)とも言われ、実際に100年以上前にウリンで作られた桟橋などが、今でも原産地であるインドネシアでは見られるそうです。
日本への輸出が解禁されたのは1996年だそうで、日本国内での実績はまだ30年弱ほどですが、当時使用されたウリンは当然、今もまだまだ健全な状態で使われているとのことです。

ただ、ずば抜けた強さを持つという魅力のおかげで、ウリンの人気はインドネシア国内も含めて高く、原木が減ってきていることから希少性が上がり、それに伴って価格もどんどん高くなっているようです。

ウッドデッキには「最強の木材」であるウリンを使いたいというご希望も理解できますが、今後はもう少し材料費が抑えられる他のハードウッドを採用することも考えていただいた方が良いかもしれませんね。

いずれにせよ、こだわりのウッドデッキを作るのであれば、本物の天然木、しかもハードウッドで作ることをおすすめします!

ウリンの扱いには気をつけて!

ウリンを使ってウッドデッキを作りたい!
という方は以下のことをご注意いただければと思います

⚫︎ウリンは本当に硬い!!
上記でウリンは重くて硬いと紹介しましたが、それは工具の刃こぼれを起こしてしまうほど…
今回下穴をあける際に使用したキリも、何本か使えなくなったそうです。
「ウッドデッキをDIYで」という方も最近は増えているようですが、特にウリンなどのハードウッドを扱う際は、道具の準備や取り扱いにはお気をつけください!

というか、素人が扱うにはとても難しい木材なので、プロにお任せいただくのが無難かと思います(汗

⚫︎ウリンの周りは赤く染まる?!
ウリンにはポリフェノールが多く含まれていることから、雨などが掛かると赤茶色の色素(アク)が流れ出し、土間コンクリートとなどを赤く染めてしまいます。
だんだんと流れ出る色素の量は減っていきますので問題ありませんが、「汚れるのは嫌だ!」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この赤茶色のアクは「キッチンハイター」などのアルカリ性洗剤で簡単に落とすことができます
初めて見るときは赤茶色のアクにびっくりしてしまうかもしれませんが、安心してくださいね!

以上、今回はウリンでのウッドデッキ制作についてご紹介させていただきました。

白田工務店ではウッドデッキの制作も請け負っております。
ウリンなどのハードウッドの取り扱いも可能ですので、山形県内でウッドデッキをご検討の方は、ぜひお声がけくださいね!

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