超・高性能な高基礎の平屋
現在建築中の上山市美咲町のCoRoDo.は、設計積雪量1.5m、耐震等級3、Ua値0.20W/㎡・Kの超・高性能住宅。加えて約1.3mの高基礎で、大容量の床下収納となる予定です。
写真は内部の石膏ボード貼りが進んでいるところで、段々と間取りの様子がよりはっきりと見えてきました。
その後は外壁に杉板を張っていく工程になります。1枚ずつ杉の無垢板を大工さんの手作業で張っていくのですが、今回は冬の外作業なので寒さとの戦いもあり、少し大変な作業になってきます、、、
細やかな施工と監理で「高品質」も目指す
今回の現場では自社の建築士による施工監理のほかに第三者監査も導入しており、着工から竣工までの全10工程において品質監査がおこなわれます。
どの工程も大事なものばかりなのですが、たとえばということで、現在進行中の石膏ボード張りに関するものをご紹介。
例えばビス留めのピッチは150mm以下、ビス頭のめり込みはボード表面から「1mm以内」でかつ表面の紙は破れないようにする、ビスを打つ箇所はへりから10mm以上離す、などなど。
他にも多数の基準があり、どれも細やかで正確な施工が求められます。
この石膏ボードのビス留めの品質が何に効いてくるかというと、内装仕上がりのしやすさ・美しさとその維持期間。
ビス留めが正確でないと、仕上げる際に内装屋さんが苦労するほか、長い目で見るとボードがだんだん浮いてきてしまうことがあります。
クロス仕上げの場合でもそれが目立ってくることがありますし、今回の現場では塗装仕上げのためそれが更に顕著に出てきやすいのです。
そんな繊細でシビアな工程ですが、そこは弊社のベテラン大工さん方! 何ヶ所かの是正をしただけで、第三者監査においてもOKをいただきました。
大工さんたちの施工精度が高いのはもちろん重要なことなのですが、その施工後の状態をしっかり監理・監査し、不備があれば是正できるような体制を整えることも同じくらい重要。
このように正確な施工と監理・監査の積み重ねによってのみ、品質の高い住宅建築が実現できると当社は考えています。