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2025.08.05

コラム

収納注文住宅間取り

小さい家でも収納上手に! デッドスペースを活かした収納術と間取りの工夫

「コンパクトな家」に住んでいると、どうしても限られた空間での生活になるため、収納スペースの確保に悩む方は少なくありません。
洋服や家電、日用品など、「置く場所がない…」と感じることはないでしょうか。

そんなときにカギを握るのが、空間の“余白”=デッドスペースの活用です。
床下、階段下、壁の厚み、天井まわりなど、普段はあまり意識されない場所にも、実はたくさんの「隠れた収納チャンス」が潜んでいます。

この記事では、白田工務店が実際にご提案してきた事例も踏まえながら、小さい家やコンパクトな家でも無理なく収納を増やすための「収納術」「デッドスペース収納のアイデア」を詳しくご紹介します。

1. 「床下収納」で収納力アップ|高基礎の有効活用法

小さい家で収納力をしっかり確保したい場合、床下を活かす収納術が非常に有効です。
とくにおすすめなのが「高基礎」を取り入れた床下収納。通常よりも基礎を高く設計することで、建物の床下に大容量の“隠れ収納スペース”を生み出すことができます。

当社では、今後地球温暖化で被害拡大が見込まれるシロアリの半永久的な予防策として1.3m高基礎の採用を推奨しております。実際に床下収納になる空間の天井高は1.4mとなっていますので、小さなお子さまなら立って走り回れるほど広々としています!

この床下スペースは、扇風機やストーブなどの季節家電、雛飾りや兜飾りなどのかさばる季節物、アウトドア用品、非常用備蓄品、季節外れの衣類など、日常的には使わないけれども家の中のどこかに保管しておきたい物の収納に最適です。玄関収納や押入れがすぐいっぱいになってしまう小さい家にはうってつけのアイデアです。

また、床下の湿度等の空調管理はしっかり行えますので、収納物が痛むことはなく、家自体の耐久性も高められるという一石二鳥のメリットがあります。コンパクトな家の限られた敷地内でも、立体的に空間を使うことで、快適な収納生活が実現できます。

2. 階段下のデッドスペース収納|形に合わせた自由な使い方

「階段下」は、まさに“典型的なデッドスペース”の代表例ですが、実はこの空間はアイデア次第で驚くほど便利な収納スペースに変身します。

階段下の形状は斜めで、一般的な家具は置きにくいですが、その分、引き出しタイプで段差に合わせて靴や書類、文房具などの細かいものを分類収納したり、扉付きのクローゼット型にして掃除機やストック品、スーツケースをしまったり、オープン収納棚にして本や雑貨、観葉植物を飾ったり、といったように、目的に応じてさまざまなスタイルの収納に仕上げることができます。

とくに玄関横やリビングと接している階段の場合、生活動線上にあるため、“片付けやすく・取り出しやすい”収納として非常に実用的です。
狭い家こそ、こうした動線の中で使いやすい収納を設計することが、スッキリとした暮らしに直結します。

3. 壁面収納で空間を最大限に活かす|省スペースで大収納

小さい家やコンパクトな家では、「床にモノを置かない」というのが片付けの基本になります。
そこで活躍するのが、壁面を使った収納術です。限られた床面積を使わずに、縦方向の空間=壁面を収納として活用することで、見た目もスッキリ整い、空間を広く見せる効果も期待できます。

【具体的なアイデア】

リビング:テレビ周りに壁面収納棚を造作し、DVDや本、ゲーム機などを整理

キッチン:壁一面をパントリーにすることで、調味料や保存食、キッチンツールを見やすく収納

寝室:四方のいずれか一面をオープンクローゼットなどにすれば、衣服の整理や出し入れが楽にできます。

また、壁面収納は市販の家具では難しい、ミリ単位のオーダーメイドが可能なため、間取りやライフスタイルにぴったり合ったデザインに仕上げることができます。収納力を上げつつ、空間に統一感が生まれるので、見た目にも美しい収納になります。

4. 壁の厚みを活かした「壁厚収納」|浅いけれど超実用的

「厚みのある壁の内部」を収納として使う壁厚収納は、小さい家にぴったりの収納アイデアです。奥行きはあまり取れませんが、だからこそ、よく使うアイテムの収納には最適。収納が近くにあることで、家事効率もアップします。

【利用される主な場所】

トイレ:壁厚にニッチを設け、トイレットペーパーや芳香剤をスッキリ収納

洗面所:タオル、化粧品、洗剤など日常使いするものを収納できる薄型棚に

玄関:鍵や印鑑、宅配ボックス受け取り用の小物類などを置く「家族共有の収納スペース」に

壁厚収納の魅力は、「わざわざ収納家具を設置せずに済む」ことと、「空間の一部に溶け込むデザイン性」です。必要なものを、必要な場所に、ちょうどよく収められる——それが小さな家でこそ活きる収納術です。

5. その他のおすすめ収納アイデア

デッドスペース収納の発想をさらに広げると、コンパクトな住まいでも収納力をぐっと高めることができます。

■ ロフト収納

ロフトスペースは、普段使わない物をまとめてしまえる理想の“第二の収納部屋”になります。小さい家でどうしても収納スペースが確保できない場合に有効です。趣味のコレクションや季節の布団なども収納可能です。

■ 吊戸棚収納

洗面脱衣室やトイレ、玄関ホールなどに設けた上部の吊戸棚は、ストック品や掃除用品などを収納するのにぴったり。手が届きづらくても頻繁に使わない物をしまうには最適です。

■ 畳下収納(小上がり)

小上がりの下に引き出し式や跳ね上げ式の収納をつければ、寝具やおもちゃ、書類などをスマートに収納できます。

■ キッチンカウンター下収納

対面キッチンのカウンターの裏側は、実は「隠れた収納ゾーン」。引き出しや棚を組み込めば、調理道具、レシピ本、ティッシュ、リモコンなど、細かな物の定位置になります。キッチンの作業動線に沿った収納アイデアとしても非常に優秀です。

まとめ|小さい家こそ、収納の工夫が暮らしを変える

コンパクトな家では、ただ「収納スペースを増やす」のではなく、「どう使うか」「どこに作るか」が重要になります。デッドスペースや立体的な空間を活かす収納術を取り入れることで、限られた面積でもストレスのない、快適な住まいが実現します。

白田工務店では、高気密・高断熱の住宅性能と合わせて、暮らしに合った最適な収納計画のご提案を行っています。家の性能と収納の質、どちらも妥協したくない方は、ぜひ一度ご相談ください。

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