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2025.07.02

コラム

採光気密性能高性能高気密高断熱

夏の暑さ対策! 涼しい家を実現する設計と工夫を紹介

近年の真夏の猛暑、どうやってしのいでいますか?
家づくりで様々な工夫をすることで、驚くほど涼しい空間を実現できることをご存知でしょうか。
お家の暑さ対策は、単なる省エネ対策以上の良い効果があります。
健康的な生活を送るためにも、大切なことなのです。
年中快適な暮らしを実現するためのヒント、一緒に探っていきましょう。

夏の暑さを軽減する家の設計

高気密高断熱住宅の重要性

夏の暑さを軽減する上で、高気密高断熱住宅は非常に重要です。
高気密な家は、防湿気密シートや気密テープを使用し家の隙間を極力少なくすることで、内外の空気の出入りを抑えられ、冷暖房効率などを向上させることができます。
高気密性能は「C値」で表され、数値が低いほど隙間が少ない家とされています。
高断熱な家は、断熱材を適切に用いることで外気温の影響を受けにくく、また屋内からの熱流出も抑えてくれるので、省エネルギーで夏涼しく冬暖かい家を実現できます。

高気密高断熱な家にすることは、家全体の室温安定につながり、冷暖房の効率が飛躍的に向上します。
断熱工事については、地域性に合った施工種類があるほか、断熱材の種類や厚さ、窓の種類によって効果は大きく変わるため、専門家と相談しながら最適なものを選びましょう。

日射遮蔽のための工夫

日射遮蔽は、太陽からの熱を室内に侵入させないための工夫です。
特に窓などの開口部から入る熱量はかなり多く、住宅全体の7割以上といわれます。
そのため、涼しく夏を過ごすには窓辺の日差し対策が大事になると言えるでしょう。
(参考:https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/feature/019/

効果的な日射遮蔽には、いくつかの方法があります。
まず、窓の選び方が重要です。
熱線反射ガラスは、太陽光の熱を反射・吸収し、室温上昇を抑える効果があります。
さらに、庇(ひさし)や軒を深く出すことで、夏の強い日差しを遮ることができます。
外壁の色も意外と重要で、明るい色の外壁は太陽光を反射しやすく、室温上昇を抑える効果があります。
窓の外側にブラインドやシェードを取り付け、開口部に日差しが当たる前に日射遮蔽することも有効です。

通風は『不要』

昔の家づくりにおいては、通風も夏の暑さ対策に有効な手段とされてきました。
パッシブデザインなどの家づくりでは、通風によって涼を得るということも言われてきました。
しかし、猛暑が続く日本においては、夏の真昼に通風で涼を得るのは不可能。
高温多湿の外気が家の中に入り込んでしまい、むしろ逆効果になります。
そんなことよりも、断熱気密をしっかり行い、日射遮蔽もなるべく行い、適切な冷房・除湿などの空調計画を行うことで、驚くほど快適な室内空間を実現できるのです。

植栽による効果的な日陰づくり

植栽は、自然の力を利用した日射遮蔽の手段です。
開口部付近などに落葉樹を適切に配置することで、夏は日陰を作り、冬は太陽光を取り込むことができます。
常緑樹は一年を通して日陰を作るため、プライバシー確保にも役立ちます。
植栽を選ぶ際には、生育する樹高や樹冠の広がりを考慮し、家の設計と調和するものを選びましょう。
植栽の位置や種類によって、日陰の広がりや効果は大きく変わるため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

涼しい家づくりのための工夫

設計段階での配慮事項

涼しい家づくりは、設計段階からの配慮が不可欠です。
まず、建物の向きや形状を検討します。
太陽の角度や風の流れを考慮し、適度な日射が得られて風通しの良い場所に建物を配置することが重要です。

また、窓の配置や大きさも重要な要素です。
大きな窓は採光を得られて景色も楽しめるというメリットがありますが、日射が直接室内に届き夏場の室温上昇の原因になる可能性もあります。
最適な窓の大きさや配置を計画することで室温上昇を抑えることができるでしょう。
さらに、断熱性能や気密性能が高い建材を選び、適切な施工を行うことも重要です。
これらの要素を総合的に考慮することで、快適な住環境を実現できます。

窓の種類と配置の工夫

開口部は熱の出入り口となるため、窓の種類と配置を工夫することが重要です。
例えば、断熱性能の高い複層ガラスを使用することで外気温の影響を軽減できます。

日除け設備の設置方法

日除け設備は、日射遮蔽効果を高めるために重要です。
庇(ひさし)、オーニング、ブラインド、カーテンなど、様々な種類があります。
それぞれの特性を理解し、家のデザインや予算に合わせて最適なものを選びましょう。
設置方法も重要で、適切な位置や角度に設置することで、効果を高めることができます。
専門業者に相談し、適切な設置方法を選ぶことが大切です。

まとめ

夏の暑さを軽減する家づくりは、高気密高断熱、日射遮蔽、空調計画、植栽といった要素を総合的に考慮する必要があります。
設計段階での工夫が、快適な住環境を築く上で非常に重要です。
窓の種類や配置、日除け設備の設置方法など、細部への配慮が、涼しく快適な暮らしを実現します。
これらの工夫によって、省エネにも繋がり、健康的な生活を送る上でも大きなメリットがあります。
快適で、そして健康的な住まいづくりを目指しましょう。

山形で注文住宅を建てるなら白田工務店へお任せください!

白田工務店では「基本性能重視」の家づくりを大切にし、安全・安心、長持ち、健康・快適・省エネの3つの視点から、お客様に価値のある住まいをご提案しています。
耐久性や耐震性が高く、高気密・高断熱で省エネにも優れ、夏の暑さや冬の寒さが厳しい山形でも快適に暮らせる家づくりをお手伝いします。
「一生に一度の家づくり」だからこそ、デザインだけでなく、住み続けるほどに実感できる快適さと性能を重視し、ご家族の未来を支える住まいをご提案します。
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