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2025.04.26

コラム

暖房お金の話太陽光パネル性能向上節電

新築の電気代の節約術とは? 初期費用とランニングコストを比較

新築住宅を検討されている皆さん、楽しみな一方で「電気代が心配…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、新築住宅、というより持ち家住宅では、賃貸住宅に比べて電気代が高くなるケースも少なくありません。
理由としては、賃貸に比べて居住スペースが大きく増えることから冷暖房費が増加すること、そして賃貸時はガス給湯機だったものがエコキュートなどの電気を用いた給湯機器に変わること、の2点が大きいでしょう。

しかし、適切な対策を講じることで、電気代を大幅に抑えることが可能です。
今回は、新築住宅の電気代を安くするための具体的な方法を、初期投資とランニングコストのバランスを考慮しながらご紹介します。
これから家づくりを始める皆様にとって、役立つ情報となるよう努めてまいります。

新築の電気代を安く抑えるための方法

高断熱・高気密住宅のメリット

新築住宅の電気代を節約する上で、最も重要な要素の一つが断熱性能と気密性能です。
高断熱・高気密住宅は、外気の影響を受けにくく、冷暖房効率が非常に高いため、電気代の節約に大きく貢献します。

具体的には、壁・天井(屋根)・基礎(床)などに断熱材を充填し、窓には複層ガラスやトリプルガラスを採用することで、熱の出入りを抑えます。
気密性能を高めることで、外気との空気の交換を抑制し、冷暖房の効率を高めることができます。

高断熱・高気密住宅は、快適な室内環境を維持しながら、電気代の削減を実現する効果的な方法です。
断熱性・気密性を高めるためには初期費用が高くなりますが、光熱費の削減額によって「元を取る」ことは充分可能です。
また、元を取ること以上に、常に快適な室温で過ごすことができるという快適性向上の効果は非常に大きいため、ぜひ予算の許す限り断熱性・気密性を高めることをお勧めします。

省エネ効果の高い設備機器の選択

家電製品や給湯器などの設備機器の選択も、電気代に大きく影響します。
省エネ性能の高い機器を選ぶことで、ランニングコストを削減できます。
照明器具はLED電球を使用することで消費電力を削減できるというのは、もう常識ですから、工務店側に何も要望しなくても当然採用されるでしょう。

また、エアコンは高効率の機種を選ぶことで、電気代の節約につながります。
エアコンの効率は現在APFという値で比較することができます。
APFはAnnual Performance Factorの略で、「通年エネルギー消費効率」とも呼ばれます。
消費電力1kWあたりどれくらいのエネルギー効果が得られるかを表すもので、例えばAPFが7.1と記載されている場合、1の電力で7.1の効果を生み出すことができる、というイメージになります。
APFは高い方がエネルギー効率が高く、例えばAPF 7.1のエアコンとAPF 4.9のエアコンで比べれば、APF 7.1の方が効率が高く省エネであることが分かります。

ただしAPFの数値が大きい機種は高性能な上位機種となっており、金額も相応に高くなります。
一方でAPFが高いと長持ちするというわけではなく、どちらも同じくらいの年数で故障します。
そうすると、せっかくAPFの高い上位機種を選んだのに、差額分の元を取る前に買い替えになってしまった…というケースもありますので、手放しにAPFが高ければ高いほど良い、とも言いきれないことに注意が必要です。

給湯器は、エコキュートなどの省エネ型給湯器を導入することで、従来の給湯器と比べて大幅な電気代の削減が期待できます。
さらに、冷蔵庫や洗濯機なども省エネ性能の高い機種を選ぶことで、電気代を抑えることができます。
これらの機器類は、省エネ性能が高いほど初期費用が高くなる一方で、故障するまでに元が取れるかどうか微妙なケースも多々あることに注意が必要です。

日常生活での節電対策は必要か?

日常生活における節電対策というのも、昔は重要視されていました。
例えば、照明はこまめに消灯する、エアコンはこまめに消す、不要な電化製品のコンセントを抜くなど、小さな工夫を積み重ねることで、電気代の節約につながる、と言われた時代が長かったですが… 正直そんなことやってられません。
そんなことで削減できる金額など、手間の割には微々たるものです。

上記で述べたようなもっと大きな削減方法(高断熱・高気密、高効率エアコン、エコキュートなど)を最初に採用し、あとは面倒なことをせずに普通に快適に暮らす、というのが現代的な暮らしというものです。
忙しい現代人は、もっと他に時間を割くべきことがたくさんあるのです。

新築で電気代を節約するための初期投資とランニングコストのバランス

初期投資を抑えつつ効果的な省エネを実現する方法

新築住宅における省エネ対策は、初期投資とランニングコストのバランスが重要です。
全ての設備を最高グレードにする必要はありません。
費用対効果の高い対策を優先的に行うことで、初期投資を抑えつつ、効果的な省エネを実現できます。
高性能な設備は初期費用が高額になる場合もありますが、長期間の使用を通じてランニングコストを削減することで、トータルコストを抑えることができます。
太陽光発電システムも同様で、初期投資は高額ですが、発電による電気代の削減効果や売電収入などを考慮すると、長期的な視点では費用対効果が高いと判断できるケースもあります。

太陽光発電と蓄電池導入のメリット・デメリット

太陽光発電システムと蓄電池の導入は、電気代削減に大きく貢献する可能性があります。
太陽光発電は、昼間に発電した電気を自家消費することで、電力会社から購入する電力量を削減できます。
蓄電池を併設することで、発電した電力を夜間や天候の悪い日にも利用することができ、電力会社からの購入電力量をさらに削減できます。

しかし、太陽光発電システムと蓄電池の導入には高額な初期投資が必要となるため、設置場所や屋根の形状、日照条件などを考慮し、費用対効果を慎重に検討する必要があります。
また、システムのメンテナンス費用なども考慮する必要があります。
太陽光発電システムの導入に関しては、国や自治体から補助金が出る場合があるので、そのような支援事業の利用も検討するといいかもしれません。

まとめ

新築住宅の電気代を安く抑えるためには、高断熱・高気密住宅の建築、省エネ性能の高い設備機器の選択が重要です。
これらの対策は、初期投資とランニングコストのバランスを考慮して、費用対効果の高いものから優先的に実施していくことが大切です。
太陽光発電や蓄電池の導入も有効な手段ですが、高額な初期投資が必要となるため、慎重な検討が必要です。
これらの情報を参考に、ご自身のライフスタイルや予算に最適な方法を選択し、快適で経済的な住まいを実現してください。
長期的な視点で費用対効果を比較検討し、賢く省エネを実現しましょう。

山形で注文住宅を建てるなら白田工務店へお任せください!

白田工務店では「基本性能重視」の家づくりを大切にし、安全・安心、長持ち、健康・快適・省エネの3つの視点から、お客様に価値のある住まいをご提案しています。耐久性が高く、高気密・高断熱で省エネにも優れ、夏の暑さや冬の寒さが厳しい山形でも快適に暮らせる家づくりをお手伝いします。

「一生に一度の家づくり」だからこそ、デザインだけでなく、住み続けるほどに実感できる快適さと性能を重視し、ご家族の未来を支える住まいをご提案します。

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