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2025.01.09

コラム

塗装内装無垢材

珪藻土の壁の寿命とは? 耐久性と長持ちさせる秘訣

内装の壁や天井に珪藻土を使用を検討するケースが増えてきています。
珪藻土の壁はその調湿性や自然素材であることから人気が高まっていますが、気になるのはその寿命ではないでしょうか。
長く快適に暮らすためには、壁の耐久性やメンテナンス方法を知ることは重要です。
今回は、珪藻土の壁の寿命について、影響を与える要因や、寿命を長く保つための対策を分かりやすくご紹介します。
適切な選び方やメンテナンス方法を理解することで、珪藻土壁のメリットを最大限に享受できます。
快適な住空間を長く保つための情報を、ぜひご確認ください。

珪藻土壁の寿命と影響を与える要因

珪藻土壁の平均寿命は?

珪藻土壁の寿命は、使用する材料や施工方法、そしてメンテナンスの状況によって大きく異なります。
一概に何年とは言えませんが、適切な施工とメンテナンスを行うことで、20~30年程度の耐久性があるといわれています。
しかし、経年劣化によるひび割れは避けられない点も理解しておきましょう。
特に、窓やドア周辺など開閉によって負荷がかかる部分は、細かいひび割れが発生しやすいです。

実際には、10年程度で「予想以上にひびが入った」と後悔するケースもあります。
特に湿気が多い地域や日当たりの悪い部屋では、珪藻土壁の寿命が短くなる傾向があります。
そのため、珪藻土壁の平均寿命を鵜呑みにせず、自宅の環境に合わせた見積もりを立てておくことが大切です。

寿命を左右する施工方法の影響

珪藻土壁の施工方法は、寿命に大きな影響を与えます。
熟練の職人による丁寧な施工は、ひび割れなどの発生を抑制し、寿命を延ばすことに繋がります。
逆に、施工が不適切であった場合、早期にひび割れや剥がれなどが発生し、寿命が短くなる可能性があります。
DIYで施工する場合は、特に注意が必要です。

DIY施工ではコストを抑えられる一方で、下地処理を怠ったり厚みが均一でなかったりすると、数年以内に剥がれや割れが起きやすくなります。
その結果「やっぱり専門業者に頼めば良かった」と後悔する人も少なくありません。
特にリビングや玄関など目につきやすい場所は、専門の施工を選ぶほうが安心です。

材料選びが寿命に及ぼす影響

珪藻土は品質によっても寿命に影響します。
そして、珪藻土単体では固まらないので、石灰や合成樹脂などの固化剤と混ぜて使用するため、それらの材料の品質や混ぜる割合でも耐久性に影響を及ぼします。
珪藻土の含有量が少ない製品や、品質の低い固化材を使用している製品は、耐久性が低く、寿命が短くなる可能性があります。
珪藻土を選ぶ際には、含有量や固化材の種類を確認し、高品質な製品を選ぶことが重要です。
また、焼成の有無や焼成温度も、調湿性能や耐久性に影響するため、確認しておきましょう。

安価な製品を選んだ結果、数年でボロボロと剥がれ落ちてしまい、再施工の費用がかさんで後悔する例もあります。
逆に、多少価格が高くても高品質な材料を選べば、寿命が長くなりトータルコストが安く済むケースも多いです。
価格だけで判断せず、長期的な視点で選ぶことが大切です。

メンテナンスで寿命を延ばす方法

適切なメンテナンスは、珪藻土壁の寿命を延ばす上で非常に重要です。
定期的な清掃や点検を行い、小さなひび割れなどを早期に発見し、適切な補修を行うことで、寿命を長く保つことができます。
汚れやひび割れを放置すると、状況が悪化し、補修が困難になる場合もあります。

「自然素材だから放っておいても大丈夫」と考えると後悔につながります。
例えば飲み物をこぼして放置した場合、1週間ほどでシミが定着し、補修が必要になることもあります。
小さなひび割れも早めに補修すれば費用は数千円程度で済みますが、放置すれば数万円単位の工事が必要になる場合があります。

珪藻土壁の寿命を長く保つための対策と選び方

高耐久性珪藻土壁の選び方

高耐久性の珪藻土壁を選ぶためには、珪藻土の含有量や固化材の種類を確認することが重要です。
珪藻土の含有量が多い製品や、自然素材の固化材を使用している製品は、耐久性が高い傾向にあります。
また、メーカーの保証や口コミなども参考にすると良いでしょう。

中には10年保証をうたう製品もありますが、細かい条件が設定されていることも多く、保証対象外となる場合もあります。
事前に口コミや実際の施工事例を確認しておくと「思ったより持たなかった」という後悔を減らすことができます。

定期的な点検と清掃の重要性

定期的な点検と清掃は、珪藻土壁の寿命を延ばすために不可欠です。
少なくとも年に1回は、壁全体の点検を行い、ひび割れや汚れなどを確認しましょう。
汚れは、早めに清掃することで、壁の寿命を延ばすことに繋がります。
また、水分を吸収・放出する性質を持つ反面、シミになりやすい素材でもあるので、液体をこぼしたときはしっかり拭きとるようにしましょう!
そのまま放置するとシミだけでなくカビ発生の原因にもなるので注意が必要です。

定期的な点検を怠ると「もっと早く見つけていれば」と後悔することになりがちです。
特に北側の部屋や湿気がこもりやすい場所は、半年に1回の点検を行うと安心です。
掃除機の先にブラシをつけて軽く吸い取るだけでも、表面のホコリを防ぎ清潔な状態を維持できます。

早期発見と適切な補修方法

ひび割れや汚れなどを早期に発見し、適切な補修を行うことで、寿命を長く保つことができます。
小さなひび割れであれば、市販の補修材で対応できますが、大きな損傷の場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

補修を先延ばしにすると、部分補修で済んだものが壁全体の塗り替えに発展することもあります。
補修費用は数千円から数万円と幅がありますが、早めに対応することで無駄な出費や後悔を防げます。
業者に依頼する際は、施工実績や保証内容も合わせて確認すると安心です。

まとめ

珪藻土壁の寿命は、材料、施工方法、メンテナンスによって大きく左右されます。
20~30年の寿命を保つためには、高品質な材料を選び、丁寧な施工を行うことが重要です。
さらに、定期的な点検と清掃、早期の適切な補修を心がけることで、珪藻土壁のメリットを長く享受できるでしょう。
ひび割れは避けられない部分もありますが、適切な対処により、快適な住空間を維持できます。
珪藻土壁の選び方とメンテナンス方法を理解し、長く快適な生活を送ってください。

私たち白田工務店では、珪藻土を使った壁の施工にも対応しております。
お気軽にご相談ください!

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