天童市で新築中の荒谷のCoRoDo.にて、天井下地工事と気密工事が進みましたので、その様子をご紹介します!
皆様は家の天井の裏側がどうなっているか見たことはありますか?
今回は建築途中だからこそ見れる天井の構造と、どのような施工をしているのかをお話しできればと思います。
天井下地は精度が大事!
天井の壁紙は一般的に内装下地となる石膏ボードに張られます。そしてその石膏ボードを固定するためには、野縁と呼ばれる36mm角または30mm×40mmの木材を用いて天井下地を組んでいきます。そのピッチは303mmまたは455mmが一般的で、天井ボードをビスで固定するための間隔になります。
この施工時には、必ず水平・垂直を確認し、歪みがないようにすることが重要です! ここがガタついたり間隔が狂うと、天井ボードが綺麗に張れず、見た目がゆがむ原因になります。
天井裏に配線や配管を通す場合は、事前に位置を確認して施工計画を立てることが求められます。最後に、仕上げ材との隙間や取り付け位置を調整し、見た目にも配慮することで、耐久性があり美しい天井下地を実現できます。
色々なことを考えながら、大工さんたちは作業をする必要があると言うことですね!
天井の気密工事
天井下地の施工が完了したら、屋根に接する天井(本宅でいうと2階天井)に気密工事を行います。
気密工事には、「充填断熱と気密施工について_荒谷のCoRoDo.⑧」でも紹介したダンタイトという防湿気密シートを使います。隙間なく、そしてたわみが出ないよう、タッカーと呼ばれるホチキスのようなもので天井下地に張り、繋ぎ目は気密防水テープでピッチリと止めます。
いくら良い素材を使用していても、少しでも隙間が空いているとそこが空気の通り道になってしまい、断熱性・気密性を損なってしまうので、最後まで丁寧な仕事をすることが大切です!
今回も細部まで綺麗な仕上がりとなりました。
天井の裏側! いかがでしたでしょうか?
見えなくなるところも丁寧に、そして正確に造ることが大事であることが、感じられたかと思います!
このあと天井には石膏ボードを張り、気密シートを張った2階天井裏にはブローイングによる断熱工事を行っていく予定です。
その様子も、後日ご紹介していきますので、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね!