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2024.09.13

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構造材注文住宅高性能高断熱高気密高断熱

断熱材のない家でも良い?断熱材が意味ないと言われる理由とメリット

「断熱材についてよく耳にするけど、本当の意味やメリットがわからない。」
このようにこれから家を建てる予定で、断熱材について詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
断熱材は、家の性能を左右する重要な要素の一つです。

しかし、一方で「断熱材は意味がない」という声も耳にするかもしれません。
そうなると、断熱材のない家でも良いのではないかと考える方もいらっしゃるかとは思います。
しかしながら、断熱材の使用は、家の断熱性能を高める上で重要なポイントの一つでもあるんです!
そこでこの記事では、断熱材が意味ないと言われる理由と、断熱材がもたらすメリットについて解説します。

断熱材が意味ないと言われる理由

断熱材が意味ないと言われる理由は、主に以下の3つです。

1:熱を完全に止めるわけではない

断熱材は、熱を完全に止めることはできません。
断熱材は、熱の伝わり方を遅くするものであり、外気温の影響を少なくすることで、室温を快適に保つ役割を果たします。

2:断熱材は輻射熱には対応できない

断熱材だけで、すべての熱対策ができるわけではありません。
熱には、伝導熱、対流熱、輻射熱(放射熱)の3種類があります。
断熱材は、伝導熱と対流熱に対しては効果を発揮しますが、輻射熱に対しては効果が期待できません。

3:断熱材以外の部分の性能が低いと意味がなくなる

窓やドアなどの開口部からの熱の出入りは、断熱材だけでは防ぎきれません。
断熱材だけでなく、窓やドアも断熱性能の高いものにしたり、気密性も高める必要があります。
断熱材は、熱を完全に止めることはできませんし、家の性能を高めるためには断熱材を入れるだけでは不十分です。

しかし、断熱材は、家の性能を向上させるために不可欠な要素です。
断熱材の役割や限界を理解し、他の断熱対策と組み合わせることが重要です。

住まいの断熱はメリットしかない

断熱性能の向上は、住まいの快適性、経済性、健康面、家の寿命など、さまざまなメリットをもたらします。

1:快適な住環境を実現

断熱材を使用することで、室内の温度を安定させ、一年中快適な住環境を実現します。
夏は涼しく、冬は暖かく、心地よい空間を保てますし、温度差が少なくなることで、ヒートショック現象のリスクを軽減できます。

2:冷暖房費の節約

断熱施工によって、室内の温度を安定させることで、冷暖房の効率を高めます。
冷暖房の運転時間を短縮できるため、電気代などの冷暖房費を大幅に節約できます。

3:健康面へのメリット

断熱材の導入は健康面にもメリットがあります。
家の中での温度差が少なくなることで、ヒートショック現象のリスクを軽減できるだけでなく、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。

4:家の寿命の向上

断熱材は、結露の発生を抑える効果があります。
結露は、カビや腐食の原因となるため、断熱材は、家の寿命を延ばす効果も期待できます。

まとめ

断熱材は、熱を完全に止めることはできませんし、断熱材だけでは不十分です。

しかし、断熱材は、住まいの快適性、経済性、健康面、家の寿命など、さまざまなメリットをもたらします。
断熱材の役割や限界を理解し、他の断熱対策と組み合わせることで、より快適で経済的な暮らしを実現できます。
家を建てる際には、断熱材のメリットに目を向けていただき、ぜひ断熱性能の高いお家を作っていただければと思います!
断熱材は、快適で健康的な住環境を実現する上で、欠かせない要素です!

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